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ハイスピードプラスエリアモードとは?特徴や3つの注意点を解説!

ハイスピードプラスエリアモードとは?特徴や3つの注意点を解説!

WiMAXには「ハイスピードプラスエリアモード」というモードがあります。

しかし仕組みがわかりにくいので、下のような疑問を持っている方も多いのではないでしょうか。

  • ハイスピードプラスエリアモードって何?
  • 普通のモードと何が違うの?
  • ハイスピードプラスエリアモードの注意点は?

ハイスピードプラスエリアモードは簡単にいうと、「インターネットのエリアが広がる」便利なモードです。

しかし気をつけないと知らないうちに速度制限にかかる可能性があるので注意が必要でもあります。

 

この記事ではハイスピードプラスエリアモードの特徴や注意点を詳しく解説していきます。

ハイスピードプラスエリアモードについて知りたい方はぜひ読んでみてください。

ハイスピードプラスエリアモードとは?特徴を解説

「ハイスピードプラスエリアモード」は、WiMAXのポケットWiFiで「auのLTE回線」が使えるようになるモードです。

  • ハイスピードモード:「WiMAX」が使えるモード
  • ハイスピードプラスエリアモード:「WiMAX」と「au LTE」が使えるモード

モードの切り替えは、モバイルルーターの画面から変更できます。

3大キャリアの中でauのLTE回線を使っているのは、WiMAXの回線元である「UQコミュニケーションズ」がKDDIグループだからです。

WiMAXでLTE回線が使うことで大きく2つのメリットがあります。

  1. WiMAXの届かないエリアをカバーできる
  2. WiMAXと一緒につかうことで通信速度が高速になる

特徴1.WiMAXの届かないエリアをカバーできる

ハイスピードプラスエリアモードの1つめのメリットですが、LTE回線を使うことでWiMAXの電波が届かないエリアをカバーできます。

WiMAXは「電波が強く通信速度が速いが、届く距離が短く障害物に弱い」という電波上の特性があります。

地下や山間部など障害物があり、電波を遮ってしまう環境では、電波が届かず繋がりにくくなることがあります。

 

そこでWiMAXの届かないエリアをカバーするのに役に立つのが、LTE回線が使えるハイスピードプラスエリアモードです。

LTE回線は「プラチナバンド」と呼ばれる障害物に強く、遠くまで届きやすい電波を使っているので、広いエリアで利用できます。

WiMAXの届かないエリアをカバーできる

ハイスピードプラスエリアモードを使えばWiMAXの届かないエリアでもWiFiがつながるようになり、インターネットを利用できるようになります。

特徴2.WiMAXと一緒につかうことで通信速度が高速になる

WiMAXと一緒につかうことで通信速度が高速になる

LTE回線はWiMAXのエリアをカバーするだけでなく、WiMAXと同時に使うことで通信速度を高速にする効果もあります。

2つの回線を同時に使うときには、複数の電波を1つに束ねる「キャリアアグリゲーション」という通信技術が利用されています。

 

WiMAX回線だけを利用した時の最大通信速度は558Mbpsですが、最新端末「W06」では、WiMAX回線とLTE回線を同時に使うことで最大1,237Mbpsの高速通信が可能になります。

最大通信速度は理論値なので、実際の通信速度はそこまで速くはなりませんが、確実に通信速度は上がるので、一時的に高速な通信が必要な時に便利です。

ハイスピードプラスエリアモードは、エリアをカバーするだけでなく通信速度を高速にして快適にする効果があることは覚えておくといいですよ。

ハイスピードプラスエリアモードの3つの注意点

ハイスピードプラスエリアモードはauのLTE回線が使えるようになる便利なモードですが、注意したい点もあります。

ハイスピードプラスエリアモードの注意点は大きく分けて3つあります。

  • LTE使用量が月7Gを超えると速度制限にかかる
  • 速度制限にかかるとギガ放題プランでも128Kbpsになる
  • 2年プランの場合はオプション代が1,005円かかる

詳しく解説していきますね。

LTE使用量が月7Gを超えると速度制限にかかる

ハイスピードプラスエリアモードで、LTE使用量が「月7G」を超えると128Kbpsの速度制限にかかります。

128Kbpsに速度制限されると通信速度が非常に遅くなるので、インターネットがほぼ使えない状態になります。

「WiMAXが使えるエリアであればLTE回線は使わない」と考えている方もいるかもしれませんが、先にお話したようにハイスピードプラスエリアモードにすると、WiMAXが使えるエリアでも高速通信をするためにLTEを併用しています。

LTEは使わないと思って、ハイスピードプラスエリアモードをWiMAXのエリアで使っていると、気が付かないうちにLTE使用量が月7Gを超えて速度制限にかかるので注意しましょう。

 

ハイスピードプラスエリアモードを利用しても、LTE使用量が7Gを超える前にハイスピードモードに戻せば速度制限にはかかりません。

速度制限にかかるとギガ放題でも128Kbpsになる

ハイスピードプラスエリアモードでLTE使用量が「月7G」を超えて速度制限にかかった場合、ハイスピードモードに戻しても速度制限は解除されません。

データ量が無制限で利用できる「ギガ放題プラン」でも、この速度制限はかかります。

通常であれば、ギガ放題プランは3日間で10Gを超えると翌日の夜に1Mbpsに速度制限されます。

しかし、というゆるい速度制限しかありません。

WiMAXの速度制限については「Wimaxは速度制限なしで使える?解除の方法は?」でまとめてあります。

 

しかし、ハイスピードプラスエリアモードでデータ量を超えた場合は例外です。

2年プランの場合はオプション代が1,005円かかる

WiMAXを2年プランで契約している場合、ハイスピードプラスエリアモードを利用した月は追加で1,005円のオプション代がかかります。

ハイスピードプラスエリアモードのオプション代

  • 2年契約:オプション代が月1,005円かかる
  • 3年契約:無料

もともとハイスピードプラスエリアモードは有料のオプションですが、3年プランだと特典としてハイスピードプラスエリアモードが無料になります。

現在はWiMAXのほとんどのプロバイダが3年契約になっているため、ハイスピードプラスエリアモードを無料で利用することができるケースが多くあまり心配する必要はありませんが、2年契約も存在するので注意が必要です。

またレンタルWiFiでWiMAXを利用する時も、ハイスピードプラスエリアモードが無料かどうか確認しておきましょう。

 

ハイスピードプラスエリアモードは少しでも使えば、追加で月1,005円かかります。

毎月のようにハイスピードプラスエリアモードを使う人は、2年プランだと月額料金が高くなってしまいます。

旅行によく行く方や、アウトドアが趣味でLTEをよく使う方は、3年契約のWiMAXを選んだほうが安上がりになります。

ハイスピードプラスエリアモードの使いすぎを防ぐ方法

ハイスピードプラスエリアモードは便利ですが、LTE使用量が月7Gを超えると128Kbpsの速度制限にかかります。

無制限で使える「ギガ放題プラン」でもこの速度制限にはかかってしまうため、月7Gを超えないように注意する必要があります。

 

ハイスピードプラスエリアモードで月7Gを超えないための方法を紹介します。

モバイルルーターの通信量カウンターを設定する

WiMAXのモバイルルーターの画面には「通信量カウンター」があり、どれくらいのデータ量を使ったのか表示されています。

通信量カウンターの設定を変更すれば、ハイスピードプラスエリアモードでどれくらい通信量を使ったか確認することができます。

ハイスピードプラスエリアモードのデータ量を確認する場合、モバイルルーターの通信量カウンターを下のように設定しましょう。

通信量カウンターの設定方法

  • ホーム画面表示設定:1ヶ月
  • カウント方式:ハイスピードプラスエリアモードのみ
  • 最大データ量通信設定:7G
  • カウント開始日:1日

基本的には「データ設定」の「カウント方式」を「ハイスピードプラスエリアモード」にすればOKです。

通信量カウンターを設定しておけば、ハイスピードプラスエリアモードでいまどのくらいのデータ量を使っているのかがわかるので、速度制限を防ぐことができます。

 

また通信量カウンターには、データ通信量が一定の値になると通知してくれる機能もついています。

通信量カウンターの画面から「通知設定」と「通知するデータ通信量」を設定するだけなので、設定しておくといいでしょう。

自動切替モードを利用する

WiMAXの最新端末「W06」や「WX05」には、自動切替モードがついています。

自動切替モードを使えば、ハイスピードプラスエリアモードの通信量が一定の値になると、自動的にハイスピードモードに切り替えてくれます。

自動切替モードをあらかじめ設定しておけば、通信量を気にしなくてもいいですし、うっかり使いすぎて速度制限になる心配がありません。

便利なので、ハイスピードプラスエリアモードを使う方は事前に設定をしておきましょう。

 

自動切替モードは「通信設定」の「通信モード自動切替」という項目から設定できます。

「W06」の通信モード自動切替の設定方法

  • 通信モード自動切替:オン
  • カウント方式:ハイスピードプラスエリアモード(固定)
  • 最大データ量通信設定:7G
  • HSに切り替える通信量設定:90%

基本的には、通信モード自動切替を「オン」にして右上のチェックボタンを押せばOKです。

設定は初期のままで特に変更する必要しなくてもいいでしょう。

 

この設定をしておけばハイスピードプラスエリアモードの通信量が7Gになる前に、自動的にハイスピードモードに切り替えてくれます。

ハイスピードプラスエリアモードで速度制限にかかることはなくなるので安心です。

ハイスピードプラスエリアモードまとめ

ハイスピードプラスエリアモードのまとめ

  • au LTE回線が使えるので、利用できるエリアが広くなる
  • LTEの使用量が月7Gを超えると128Kbpsの速度制限にかかる
  • 速度制限にかかるとハイスピードモードに切り替えても速度制限は解除されない

ハイスピードプラスエリアモードは、WiMAX回線に加えて「au LTE回線」が使えるようになるモードです。

WiMAXのエリア外でもWiFiがつながるようになり、WiMAXのエリア内で使うと通信速度が高速になる効果もあるので便利なモードです。

 

しかし使いすぎてLTE使用量が7Gを超えると、128Kbpsの速度制限にかかるという注意点もあります。

ハイスピードプラスエリアモードで一度速度制限にかかると、ハイスピードモードに切り替えても速度制限は解除されません。

無制限のギガ放題でも速度制限になるので、月7Gを超えないように気をつけましょう。

 

LTE使用量が月7Gを超える前にハイスピードモードに戻せば、128Kbpsの速度制限にはかかりません。

ハイスピードプラスエリアモードを使う時は、通信量カウンターや自動切替モードをうまく活用してLTE使用量が月7Gを超えないようにしましょう。

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