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WiMAXで動画は快適に視聴できる?詳しく解説!

WiMAXで動画は快適に視聴はできる?

スマホだとすぐに速度制限になるので、動画が観られなくて困りますよね。

動画を快適に観るために無制限で利用できるWiMAXにする方も多いです。

 

しかし無制限で使えるWiMAXも動画を観る時は気をつけたいポイントがあります。

この記事では、WiMAXで動画を快適に視聴できるのかについて詳しく解説しています。

必要な通信速度やデータ量などをまとめているので、WiMAXで動画を視聴しようと考えている方はぜひご覧ください。

動画視聴に必要な2つの要素

動画視聴に必要な2つの要素

動画視聴には「通信速度」と「十分なデータ量」が必要です。

通信速度が遅いと動画を観ている時にカクついたり動画が止まってしまうのでストレスが溜まりますし、動画に必要なデータ量がないとすぐにデータ量を超えてしまい速度制限にかかってしまいます。

 

スマホはデータ量が少ないデータプランが多いので、長時間の動画を視聴するとすぐに速度制限にかかってしまいます。

速度制限にかかると128Kbpsまで通信速度が低下するので、それまでは動画を観ることができていても、制限後に動画を観るのは難しくなります。

スマホのデータプランを増やすという手もありますが、スマホのデータプランは割高なので、無制限で利用できるポケットWiFiを使ったほうが金額が安くなります。

 

動画を観るときには「通信速度」と「データ量」が大事なので、この2つに注目して考えてみましょう。

WiMAXの通信速度は動画視聴に全く問題なし

まず通信速度ですが、WiMAXの通信速度は動画視聴に全く問題ありません。

ポケットWiFiだと動画を観るのが難しいと考えている方もいるかもしれませんが、動画視聴にはそこまで高速な通信速度は必要ありません。

各動画サービスに必要な通信速度は以下のようになります。

動画サービス 通信速度
Youtube 360p:0.8Mbps
480p(SD):1.1Mbps
720p(HD):2.5Mbps
1080p(フルHD):5Mbps
4K:20Mbps
Hulu パソコン:6Mbps
スマホ:3Mbps
U-NEXT 標準画質(SD):1.5Mbps
高画質(フルHD):3Mbps
最高画質(4K):15Mbps
Netflix 標準画質(SD):3Mbps
高画質(HD):5Mbps
最高画質(4K):25Mbps

4K動画には15~25Mbps程度の通信速度が必要ですが、4K動画は対応している動画自体の数が少なく、端末自体も4Kに対応している必要があるためあまり気にする必要はありません。

フルHD(1080p)であればBlu-rayと同等の画質なので、テレビなどの大画面でも十分にきれいな画質で動画を楽しむことができます。

ですから5Mbps程度の通信速度があれば、十分動画を楽しむことができます。

 

WiMAXは最大通信速度が1237Mbpsと非常に高速で、実環境でも10~30Mbpsの通信速度はでます。

利用環境によっても通信速度は大きく変わりますが、電波がきちんと届く場所なら通信速度については心配する必要はまったくありません。

実際わたしはWiMAXで動画を観ていますが、カクついたりすることもなく、快適に動画を観ることができます。

 

動画視聴に必要な通信速度は5Mbps程度、WiMAXは実環境でも通信速度が10~30Mbpsはでるので、動画視聴の通信速度に関しては全く問題ありません。

WiMAXで動画視聴する時は通信制限に気をつけよう

WiMAXで動画視聴する時は通信制限に気をつけよう

WiMAXは通信速度は動画視聴に全く問題ありませんが、データ通信量については少し注意が必要があります。

なぜならWiMAXには「3日間10Gの速度制限」があるからです。

 

WiMAXはギガ放題プランなら月間データ量は無制限ですが、ヘビーユーザーの帯域の専有を防ぐために短期間の速度制限が設けられています。

WiMAXの短期の速度制限の内容は以下のようになります。

内容
速度制限にかかるデータ通信量 直近3日間で10G以上
速度制限にかかる時間帯 翌日の18時~翌2時まで
速度制限後の通信速度 1Mbps

関連記事:Wimaxは速度制限なしで使える?解除の方法は?

3日間で10Gということは1日あたり3.3G以上利用した場合は、通信制限にかかってしまう計算になります。

 

動画は高画質になるほど多くのデータ通信量が必要になります。

そのため高画質の動画を長時間視聴すると速度制限になる可能性があります。

各動画サービスのデータ量について

動画を視聴するのにどれくらいのデータ通信量が必要になるのでしょうか。

動画配信サービスの動画を何時間観ると10Gになるのか目安をまとめてみました。

動画サービス 10Gで視聴できる時間
Youtube 360p:30時間
480p(SD):16時間
720p(HD):10時間
1080p(フルHD):5時間
4K:1.4時間
Hulu 360p:48時間
540p:16時間
720p(HD):9.3時間
1080p(フルHD):5.5時間
U-NEXT 標準画質(SD):45時間
高画質(フルHD):5時間
Netflix 標準画質(SD):14.3時間
高画質(HD):3.3時間
最高画質(4K):1.4時間

動画配信サービスごとに細かな違いはありますが、「フルHD」や「4K」などの高画質動画を観るとすぐに10Gに到達して速度制限にかかってしまうことがわかります。

しかし標準画質なら、1日10時間程度は動画を視聴しても速度制限にはかかりません。

画面が小さいスマホなどは480p程度の画質があれば十分綺麗に表示されます。

 

スマートテレビやPCの大画面で動画をできるだけきれいな画質で観たい方は速度制限にかかってしまいますが、画質をあまり気にしない方やスマホで動画を観る方は速度制限を気にする必要はないでしょう。

WiMAXは速度制限にかかっても動画が視聴できる

WiMAXで3日間10Gを超えてしまうと速度制限にかかってしまいますが、制限後も1Mbpsの通信速度はでます。

スマホは速度制限にかかると128Kbpsになってしまうため、インターネットがほぼ使い物にならなくなりますが、WiMAXは速度制限がゆるいので、制限後もインターネットやSNSをストレスなく利用することができます。

またYoutubeの標準動画(360p)に必要な通信速度は0.8Mbpsなので1Mbpsの通信速度があれば、問題なく視聴できます。

 

わたしもWiMAXで速度制限にかかってしまうことがありますが、速度制限後も気にせずに動画を視聴しています。

画質にあまりこだわりがないのであれば、WiMAXの速度制限後も動画を視聴できるので、過度に速度制限を気にする必要がありません。

通信速度1Mbpsでどれくらいのことができるのか「1Mbpsは遅い?実際どれくらい使えるのか徹底解説!」でも詳しくまとめています。

よかったらご覧ください。

WiMAXで動画を観るなら知っておきたい豆知識

  • 長時間観る時は画質を落とす
  • 動画をあらかじめダウンロードしておく

長時間観る時は画質を落とす

長時間動画を観る時は画質を落として観るようにしましょう。

画質が高ければ高いほど、必要なデータ通信量は増えるので、画質を下げることでデータ通信量を節約できます。

画質が「4K」や「フルHD」だとすぐに速度制限にかかってしまうので、速度制限を避けるためには画質をそれ以下の「HD(720p)」や「SD(480p)」に下げておくといいです。

 

動画配信サービスは初期設定では、画質が「自動設定」になっていることが多いので、画質を下げる時は、設定画面から手動で画質を調整しましょう。

長時間観る時は画質を落とす

またYoutubeなどでBGMを流すときなどは、画面を見ないので、最低画質に設定しておくといいでしょう。

動画をあらかじめダウンロードしておく

動画配信サービスはアプリを利用して、あらかじめ動画のデータをダウンロードしておくことができます。

あらかじめ動画をダウンロードしておいたほうが、ストリーミング再生でそのまま動画を視聴するより、データ通信量が少なくなります。

 

データ通信量を押さえたいなら、あらかじめ動画をダウンロードしておくのがおすすめです。

この方法で、スタバなどの無料WiFiを使って動画をダウンロードしておけば、データ通信量は一切かかりません。

またWiMAXは速度制限にかかるのが夜だけなので、日中にあらかじめ動画をダウンロードしておけば、速度制限にかかってしまってもダウンロードした動画を楽しむことができます。

速度制限のない完全無制限のポケットWiFi

WiMAXはヘビーユーザーが使いすぎるのを防ぐために、3日間の速度制限があります。

速度制限なしで動画を観たい方には、速度制限のない完全無制限のポケットWiFi「どんなときもWiFi」を使いましょう。

速度制限のない完全無制限のポケットWiFi

どんなときもWiFiの特徴

  • 月額3,480円と料金が安い
  • 短期間の速度制限もない完全無制限
  • ドコモ、au、ソフトバンクのLTE回線に全て対応
  • 海外でも利用できる

ポケットWiFiはどのサービスも速度制限がありますが、どんなときもWiFiは次世代技術の「クラウドSIM」を使っていて、速度制限にかかっても自動でSIMを入れ替えてくれます。

回線側で速度制限にかかっても、SIMカードを入れ替えることで実質、無制限で利用することができます。

 

完全無制限で利用できるポケットWiFiを使えば、速度制限を気にせずに動画を視聴できます。

インターネットを使う主な目的が動画視聴ならWiMAXよりもどんなときもWiFiの方がおすすめです。

>>どんなときもWiFiの公式サイトをみてみる

WiMAXの動画視聴まとめ

  • WiMAXは通信速度は問題なし
  • 3日間10Gの速度制限に注意
  • 速度制限後も標準動画は視聴可能

WiMAXは通信速度が10~30Mbps程度あるため、動画視聴の通信速度については問題ありません。

WiMAXには3日間10Gの速度制限がありますが、WiMAXは速度制限がゆるいので、画質を抑えれば速度制限を気にする必要はありません。

画質にこだわりがない方や主にスマホで動画を観る方はWiMAXでも十分でしょう。

ただし「4K」や「フルHD」などの高画質動画を長時間観ると速度制限にかかってしまうので注意が必要です。

スマートテレビやデスクトップPCの大画面できれいな動画を観たい方は、速度制限のない完全無制限のポケットWiFiの方がおすすめです。

>>どんなときもWiFiの公式サイトをみてみる

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