hi-ho Let's WiFiは月額4,300円で月200G以上利用できるポケットWiFiです。
ポケットWiFiは無制限といいつつ使っていると突然速度制限にかかってしまうポケットWiFiが多くありますが、hi-ho Let's WiFiは「1日7G」と基準が明確で、大容量で使えるポケットWiFiです。
この記事ではhi-ho Let's WiFiの特徴や注意点について詳しく解説していきます。
hi-ho Let's WiFiが気になっている方や大容量のポケットWiFiを探している方はぜひご覧ください。
この記事の目次
hi-ho Let's WiFi(ハイホーレッツワイファイ)とは
hi-ho Let's WiFiは「株式会社ハイホー」が2020年6月18日に新しく開始したポケットWiFiです。
クラウドSIMを使ったポケットWiFi(クラウドWiFi)で、複数の回線が利用できる、海外でも利用可能といった特徴があります。
ハイホーはもともと海外旅行向けに海外で使えるレンタルWiFiを提供している会社です。
クラウドWiFiで使われている端末は、国内だけでなく海外でも使えることから、海外レンタル用の端末としてもよく利用されます。
そのためハイホーが国内向けのポケットWiFiを提供するのは自然な流れですね。
ハイホーは2019年より「hi-ho GoGo Wi-Fi」というクラウドSIMを使ったポケットWiFiを提供していましたが、新規受付を終了しました。
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hi-ho Let's WiFiは、実質hi-ho GoGo Wi-Fiの後継サービスといえます。
hi-ho Let's WiFiの料金プラン
hi-ho Let's WiFiの料金プランは一種類のみです。
プラン内容 | |
データ量 | 1日7Gまで(月210G程度) |
初期費用 | 3,000円 |
月額料金 | 4,300円 ※初月無料、2ヶ月目2,980円キャンペーン中 |
契約期間 | 2年(自動更新) |
利用回線 | ドコモ、au、ソフトバンク |
端末 | U2s |
月額4,300円で1日7Gまで利用できます。
初月無料、2ヶ月目2,980円のキャンペーン開催中
hi-ho Let's WiFiはサービス開始を記念として初月無料、2ヶ月目2,980円で利用できるお得なキャンペーンを実施しています。
いつもより安く利用できるので大容量のポケットWiFiを探している方は検討してみるといいでしょう。
hi-ho Let's WiFiの海外料金プラン
hi-ho Let's WiFiは端末を海外に持っていけばそのまま使うことができます。
海外では1日毎に料金が発生し、1日1Gまで利用できます。
1Gを超えると256Kbpsの速度制限にかかります。
海外の料金プランは2種類あり、利用する地域によって変わります。
1日あたりの料金 | 地域 | |
エリア1 | 970円 | アジア1、オセアニア1、ヨーロッパ、北米 |
エリア2 | 1,600円 | アジア2、オセアニア2、中東、中南米、アフリカ |
アジアとオセアニアは国によって料金が変わります。
例えばオーストラリアは1日970円ですが、ニュージーランドは1日1,600円となっています。
国ごとの詳しい料金については、公式サイトをご覧ください。
hi-ho Let's WiFiの解約金
利用月数 | 解約金 |
0~11ヶ月目 | 18,000円 |
12ヶ月目以降 | 9,500円 |
契約更新月 | 0円 |
hi-ho Let's WiFiは初回は2年契約、それ以降は1年ごとの自動更新となります。
契約更新月以外に解約すると解約金がかかります。
契約期間はありますが、初回以降は1年ごとに契約更新されるので解約しやすくなっています。
hi-ho Let's WiFiの特徴・メリット
- 1日7Gの大容量で使える
- 解約後に端末が手に入る
- ドコモ、au、ソフトバンクの回線が使える
- 海外でも利用できる
1日7Gの大容量で使える
hi-ho Let's WiFiは1日7Gの大容量で利用できます。
多くのポケットWiFiは無制限といいつつも実際は使いすぎると速度制限にかかります。
クラウドWiFiは「ギガWiFi」や「ポケットモバイルCloud」など月100Gを超えると速度制限にかかるサービスが多いですね。
ひどい例だと、テレビでCMもしていた「どんなときもWiFi」は、コロナ禍で通信状態が逼迫したため月25Gで速度制限をかけていたことがバレて総務省から行政指導を受けています。
MVNOサービス「どんなときもWiFi」の利用者へのサービス提供に係る株式会社グッド・ラックに対する指導等
その点hi-ho Let's WiFiはデータ量が「1日7Gまで」としっかりと明記されているので、安心して利用できます。
1ヶ月で210Gは使えるので月200G以上使うヘビーユーザーでない限りはほぼ無制限と考えていいでしょう。
ポイント
新型コロナウィルスの影響もあり、他社のポケットWiFiは月100G程度までしか利用できなくなっています。
現在月200G以上利用できるポケットWiFiはhi-ho Let's WiFiだけです。
解約後に端末が手に入る
hi-ho Let's WiFiは解約後に端末の返却が必要ないので、利用後に端末が手に入ります。
端末はSIMフリーのモバイルルーターとして使うことができるので、SIMだけ契約すればポケットWiFiとして再利用できます。
クラウドWiFiは、契約期間があるサービスでも端末がレンタル式で利用後は端末を返却しないといけないサービスが多いです。
ポケットWiFi | 端末 |
hi-ho Let's WiFi | 返却不要 |
どこよりもWiFi | 要返却 |
ポケットモバイルCloud | 要返却 |
hi-ho Let's WiFiは端末の返却が不要なので、返却の手間が省けますし、端末が手に入る分お得です。
契約終了後にモバイルルーターの再利用を考えている方におすすめです。
ドコモ、au、ソフトバンクの回線が使える
hi-ho Let's WiFiはクラウドSIMによってクラウドサーバーでSIMデータを管理しているため、SIMデータの入れ替えが簡単にできます。
そのおかげで国内ではドコモ、au、ソフトバンクのキャリア回線が全て利用できます。
利用する回線は利用するエリアや電波状況に応じて自動的に決まります。
ただしクラウドWiFiは複数の回線が使えるといっても実際はソフトバンク回線に繋がることが多いです。
また携帯キャリアの人口カバー率はどこも99%を超えていて日本国内ならほとんどの場所で繋がるので、複数の回線が使えても使用感はあまり差がありません。
海外でも使える
hi-ho Let's WiFiの端末はクラウドSIMを使って簡単にSIMデータを入れ替えることができるので、海外でもそのまま利用できます。
料金はそこまで安いわけではないですが、レンタルWiFiのように、レンタルする手続きや、端末の受け取り・返却の手間が省けるので、短期の旅行や出張の時に役立ちます。
レンタルWiFiとは違い、データ量が発生していない日は料金がかからないので、不要な時は電源を切っておけば通信費を節約できます。
万が一道に迷ったときのために、お守りがわりに持っていくこともできます。
hi-ho Let's WiFiの注意点・デメリット
- 月額料金は4,300円と少し高め
- 速度制限が2日後にかかる
- 端末到着まで3日程度かかる
月額料金は4,300円と高め
hi-ho Let's WiFiは使えるデータ量が多い分月額料金が4,300円と少し高めです。
クラウドWiFiは月額3,500円以下のサービスが多いので、他社と比較すると月額料金は少し割高ですね。
データ量 | 月額料金 | |
hi-ho Let's WiFi | 1日7G | 4,300円 |
どこよりもWiFi | 月100G | 3,180円 |
ポケットモバイルCloud | 月100G | 3,250円 |
ただしその分hi-ho Let's WiFiは1日7G、月200G以上データ量を使うことができます。
多くのクラウドWiFiは現状月100Gまでしか使えなくなっていて、月200G以上利用できるポケットWiFiは他にありません。
速度制限が2日後にかかる
hi-ho Let's WiFiの速度制限は7Gを超えた当日ではなく2日後にかかります。
例えば7月1日に7Gを超えた場合、7月3日に通信速度が制限されます。
1日のデータ量に上限があるポケットWiFiは当日速度制限にかかることのが一般的なので、hi-ho Let's WiFiの速度制限は少しルールが特殊です。
速度制限後は128Kbpsまで通信速度が低下するのでテキストデータ以外はまともに表示できません。
速度制限にかかる日は1日中ネットが使えないと考えたほうがいいです。
逆に言えば1日7Gを超えてもその日は速度制限にはかからないので、2日後に速度制限にかかることを覚悟すれば、1日7G以上利用することも可能です。
どちらにせよhi-ho Let's WiFiを利用する時は速度制限がかかるタイミングが特殊なので少し注意しておきましょう。
端末到着まで3日程度かかる
hi-ho Let's WiFiは即日発送はしておらず、端末到着まで最短でも3日かかります。
到着まで3日なので決して遅いわけではありませんが、即日発送ではないので急いでポケットWiFiが使いたくても少し待つ必要があります。
即日発送はしていませんが、端末到着日は3日以降であれば申し込み時に指定できます。
hi-ho Let's WiFiの端末
GlocalMe U2s
製品名 | U2s |
メーカー | uCloudlink |
最大通信速度 | 下り150Mbps / 上り50Mbps |
重量 | 151g |
サイズ | 127 x 65.7 x 14.2mm |
連続通信時間 | 12時間 |
バッテリー | 3,500mAh |
同時接続台数 | 最大5台 |
WLAN | IEEE 802.11 b/g/n |
「U2s」は、ディスプレイがついていないルーター機能に特化したモバイルルーターです。
クラウドSIM搭載のモバイルルーターでは最も普及している端末で、他社のクラウドWiFiでも一番多く使われています。
広く普及している端末なので安心感がありますね。
最大通信速度は150Mbpsと国内専用のモバイルルーターと比べると速くはないですが、インターネットの回線速度は実測値で10Mbps程度あれば快適に使えるのであまり問題ありません。
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ディスプレイがついていないので細かいバッテリー残量が確認できないのが残念ですが、モバイルルーターは電源をいれたままバッグの中に入れっぱなしということも多いですから、おおまかなバッテリー残量が分かれば十分です。
およそのバッテリー残量は、上部についたランプの点灯状態で確認できます。
hi-ho Let's WiFiまとめ
- 月額4,300円で1日7Gまで利用できる
- 契約終了後に端末が手に入る
- 海外でもそのまま使える
- 速度制限は当日ではなく2日後にかかる
hi-ho Let's WiFiは月額4,300円で1日7Gまで利用できる大容量のポケットWiFiです。
またhi-ho Let's WiFiは「1日7G」と速度制限の条件がしっかりと明記されているので、無制限といいつつ途中で速度制限にかかるポケットWiFiに比べて安心して使うことができます。
速度制限の基準が明確なので、安心してポケットWiFiを使いたい人におすすめです。
無制限ではありませんが月200以上利用できるので、一部のヘビーユーザーを除く多くの方はデータ量を気にする必要はないでしょう。
現状多くのポケットWiFが月100Gまでしか利用できなくなっているので、月100G以上利用したい方におすすめのポケットWiFiです。
無制限のポケットWiFiは「無制限ポケットWiFiを徹底比較!おすすめの格安WiFiはここ!【2020年最新版】」でも詳しく解説しています。
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