「WiFi東京って実際にどうなの?」と気になっていませんか。
WiFi東京は、1泊2日からレンタルすることができるのが特徴のレンタルポケットWiFiです。
結論から言うと、短期間からレンタルできるので便利ですが、長期利用にはあまり向いていません。
この記事ではWiFi東京の特徴や注意点を詳しく解説しています。
他社のレンタルポケットWiFiとの比較もしているので、WiFi東京の利用を考えている方や、ポケットWiFi選びに悩んでいる方はぜひ参考にしてくださいね。
この記事の目次
WiFi東京とは
WiFi東京は、株式会社ニッチカンパニーが提供しているレンタルポケットWiFiです。
レンタルポケットWiFiは、名前の通りモバイルWiFiルーターを購入するのではなく、レンタルして使うサービスのことです。
端末をレンタルするので、従来のポケットWiFiにある「2年」「3年」などの契約期間がないのが大きな特徴です。
契約期間がないので解約違約金がかからず、気軽に利用できるので人気が高い新しいかたちのポケットWiFiサービスです。
レンタルポケットWiFiは、大きく分けると、1ヶ月単位で利用する月額料金のサービスと、短期間で利用できる短期レンタル向けのサービスがありますが、WiFi東京は1泊2日からレンタルできる短期レンタルに特化したポケットWiFiです。
回線はソフトバンクのLTEを利用しています。
WiFi東京の料金プラン
WiFi東京は最短1泊2日から利用でき、利用期間に応じて料金が変わる仕組みになっています。
レンタル日数 | 料金 | 1日あたりの金額 | 一ヶ月あたりの料金 |
1泊2日 | 800円 | 400円 | 12,000円 |
15日間 | 3,500円 | 233円 | 7,000円 |
30日間 | 6,000円 | 200円 | 6,000円 |
90日間 | 16,500円 | 183円 | 5,500円 |
180日間 | 30,000円 | 166円 | 5,000円 |
1泊2日だと1日あたり400円かかりますが、長期間利用するほど1日あたりの金額が安くなります。
8日間までは1日あたり400円かかりますが、9~15日間は一律3,500円で利用できます。
金額が変わらないので、9日間レンタルするなら15日間レンタルで申し込んだ方がお得になります。
WiFi東京は初期費用などはかかりませんが、レンタル端末の往復配送料として別途1,000円かかります。
WiFi東京の特徴、メリット
- 最短1日からレンタルできる
- LINEの友達登録で安心保障が無料
- 空港郵便局で受け取りができる
- 即日発送が可能
- 店舗受取りができる
最短1泊2日からレンタルできる
WiFi東京は、短期利用向けのレンタルポケットWiFiなので、最短1泊2日からレンタルできます。
多くのレンタルポケットWiFiは1ヶ月毎の契約となり、最低でも初月と翌月の2ヶ月は利用する必要があるサービスもあります。
WiFi東京 | 縛りなしWiFi | SPACE WiFi | |
最低利用期間 | 1泊2日 | 2ヶ月 | 2ヶ月 |
WiFi東京は1泊2日からレンタルできるので、国内旅行をするときや海外から帰国した時に、数日間だけポケットWiFiを使いたい時に便利ですね。
LINEの友達登録で安心保障が無料
WiFi東京はLINEで友達登録をすると、オプションの「安心保障(月額500円)」が永久無料になる特典があります。
安心保障は、レンタル端末が故障した時の弁済金が無料、紛失盗難の場合は15,000円に減額される保障サービスです。
安心保障あり | 安心保障なし | |
水没、落下による故障 | 無料 | 40,000円 |
紛失、盗難 | 15,000円 | 40,000円 |
保証オプションはどのポケットWiFiにもありますが、簡単な条件で永久無料で利用できるようになるのは、東京WiFiだけです。
WiFi東京は、安心保障に加入していない状態で端末が壊れると弁済金が40,000円と高額です。
ポケットWiFiは壊れにくいため、月額料金が追加でかかるのであれば特に加入する必要はないと思いますが、無料であれば念の為加入しておくといいでしょう。
安心保障はLINEの友達登録の他に、WiFi東京に会員登録しても無料になります。
LINEを使っていない方や友達登録をしたくない方は、かわりにWiFi東京の会員登録するといいでしょう。
空港の郵便局で受け取りができる
WiFi東京は短期で利用する旅行者向けのサービスということもあり、端末を空港の郵便局で受け取ることができます。
飛行機を使った旅行に行くときや海外から一時的に帰国した際に便利ですね。
また空港で受け取れば、前日に自宅で荷物を受け取る手間が省けます。
同じ短期レンタル向けのポケットWiFi「J-WiFi」も空港で受け取りができますが、追加手数料がかかり配送料が高くなります。
WiFi東京 | J-WiFi | |
空港への配送料 | 1,000円(税抜) | 1,620円(通常は1080円) |
WiFi東京は空港受取を選択しても、追加料金がかからないのでお得です。
また空港の郵便局以外にも、病院やホテルへ端末を発送することができます。
旅行中に宿泊先のホテルで受け取ったり、入院中に病院で端末を受け取ることなど柔軟な対応が可能です。
即日発送が可能
WiFi東京は短期利用向けのレンタルポケットWiFiなので、申し込みから発送までの対応が速く、17時までに注文をすれば即日発送してくれます。
レンタルポケットWiFiは申込みから発送まで2~3日かかるサービスもあるので、即日発送してくれるのはありがたいですね。
東京WiFi | 縛りなしWiFi | FUJI WiFi | |
発送時期 | 最短即日 | 最短翌日 | 2~3日 |
受付時間 | 平日17時まで | 12時まで | ‐ |
即日発送の受付時間も17時までと長めなので余裕があります。
WiFi東京は平日のみの営業なので、土日祝日に注文をした場合は翌営業日の発送となる点は注意しましょう。
店舗受取ができる
WiFi東京は東京新宿区に店舗があり、端末の店舗受取が可能です。
店舗受取をすればポケットWiFiを即日から利用できます。
レンタルポケットWiFiは基本的にネット運営のみで実店舗がないため店舗受取はありません。
ポケットWiFiを即日店舗受取りができるのは東京WiFiだけです。
WiFi東京は端末の配送料が往復1,000円かかりますが、店舗受取にすると送付時の配送料がかからないというメリットもあります。
返却も店舗返却にすれば、返却時のレターパック(360円)の配送料も無料となります。
店舗が新宿にしかないため、利用できる方は都心付近に住んでいる方に限られますが、「明日旅行に行くから今日までにポケットWiFiを受け取りたい」というような方に便利なサービスです。
WiFi東京の店舗情報は以下の通りです。
WiFi東京の店舗情報
- 店舗名:Wi-Fi東京レンタルショップ
- 住所:〒160-0023 東京都新宿区西新宿7丁目18?19 新宿税理士ビル第二別館佐竹ビル2F
- 電話番号:0120‐295‐755
- 受付時間:平日10時~18時(土日祝休み)
営業は平日のみで土日祝日は休みという点は注意しましょう。
WiFi東京の注意点、デメリット
- 配送料がかかる
- 他社と比べて月額料金が高い
配送料が1,000円かかる
WiFi東京はレンタル端末の往復配送料として1,000円がかかります。
多くのレンタルポケットWiFiは端末の配送料が無料なので、配送料がかかるWiFi東京は割高に感じます。
WiFi東京 | 縛りなしWiFi | SPACE WiFi | |
配送料 | 往復1,000円 | 無料 | 無料 |
1泊2日からレンタルできる短期間向けのポケットWiFiで、他に初期費用がかからないことを考えると、送料がかかるのは仕方ないかもしれませんね。
他社レンタルポケットWiFiと比べて月額料金が高い
WiFi東京は1ヶ月利用した場合、月額6,000円かかります。
レンタルポケットWiFiは月額料金3,680円のサービスが主流です。
月額6,000円かかるWiFi東京は、他社のレンタルポケットWiFiと比べると月額料金はかなり高めです。
WiFi東京 | SAKURAWiFi | SPACE WiFi | |
月額料金 | 6,000円 | 3,680円 | 3,680円 |
WiFi東京は、期間に応じて料金が安くなるため半年間利用する場合は1ヶ月あたり5,000円で利用できます。
レンタル期間 | 1ヶ月あたりの料金 |
30日間 | 6,000円 |
90日間 | 5,500円 |
180日間 | 5,000円 |
ただ、それでも他社に比べると割高です。
1ヶ月以上利用するならWiFi東京より他社のレンタルポケットWiFiの利用を検討した方がいいでしょう。
WiFi東京と他社レンタルポケットWiFiとの比較
WiFi東京の特徴やデメリットを解説していきました。
次に他社のレンタルポケットWiFiと比較してみます。
WiFi東京は利用期間の幅が広いので、短期レンタルと長期レンタルした場合で、それぞれ比較をしています。
WiFi東京とNOZOMI WiFiの比較(短期間レンタルの場合)
WiFi東京を短期間利用した場合を比較します。
比較したレンタルポケットWiFiは「1週間プラン」「2週間プラン」があり短期利用ができるNOZOMI WiFiです。
WiFi東京 | NOZOMI WiFi | |
回線 | ソフトバンク | ソフトバンク |
1週間の料金 | 2,800円 | 1,980円 |
配送料 | 1,080円 | 1,080円 |
合計 | 3,880円 | 3,060円 |
1週間利用した場合の料金を比較すると、WiFi東京よりNOZOMI WiFiの方が料金が800円ほど安くなります。
次は2週間利用した場合を比較してみました。
WiFi東京 | NOZOMI WiFi | |
回線 | ソフトバンク | ソフトバンク |
2週間の料金 | 3,500円 | 2,980円 |
配送料 | 1,080円 | 1,080円 |
合計 | 4,580円 | 4,060円 |
2週間で比較した場合もNOZOMI WiFiのほうが500円ほど安くなります。
WiFi東京は1泊2日など超短期間のレンタルができるのが強みですが、1週間や2週間単位でレンタルするなら、NOZOMI WiFiのほうが料金は安くなります。
WiFi東京とどんなときもWiFiの比較(長期間レンタルの場合)
次にWiFi東京を1ヶ月以上利用した場合を比較してみましょう。
比較するのは2019年に新しく登場したレンタルポケットWiFiの「どんなときもWiFi」です。
WiFi東京 | どんなときもWiFi | |
データ容量 | 無制限 | 無制限 |
初期費用 | 0円 | 3,000円 |
月額料金 | 5,000円~6,000円 | 3,480円 |
利用回線 | ソフトバンク | LTE(docomo、au、ソフトバンク) |
速度制限 | あり | 完全無制限 |
契約期間 | なし | 2年 |
WiFi東京は1ヶ月利用した場合は月額6,000円、半年利用した場合も月5,000円はかかります。
どんなときもWiFiは月額料金3,480円で利用できるので、WiFi東京は月額1,500円以上高くなって損をします。
またWiFi東京はソフトバンクのLTE回線を使っているため、一度に多くのデータ量を使いすぎると回線側で速度制限されてしまいます。
どんなときもWiFiは「クラウドSIM」という技術を使っているので、速度制限がなく完全無制限で利用することができます。
現在、一切の速度制限がなく完全無制限で利用できるポケットWiFiはどんなときもWiFiだけです。
どんなとき
もWiFiは2年間の契約期間があるので短期利用には向きませんが「月額料金が安い」「完全無制限」「利用できるエリアが広い」という特徴があるので、長期間利用するポケットWiFiを探しているならWiFi東京よりおすすめです。
WiFi東京の申込手順と流れ
WiFi東京の特徴やデメリット、おすすめの人を紹介しました。
次にWiFi東京の申込みの流れと手順を解説します。
- 利用期間を決める
- 安心保障に加入するか決める
- 受け取り方法を決める
利用期間を決める
WiFi東京は短期レンタル向けのポケットWiFiなので、申し込む時に利用期間をあらかじめ決めておく必要があります。
最短で1泊2日から利用することができるので、いつからいつまで借りるのか決めましょう。
レンタル日数 | 料金 | 1日あたりの金額 | 一ヶ月あたりの料金 |
1泊2日 | 800円 | 400円 | 12,000円 |
15日間 | 3,500円 | 233円 | 7,000円 |
30日間 | 6,000円 | 200円 | 6,000円 |
90日間 | 16,500円 | 183円 | 5,500円 |
180日間 | 30,000円 | 166円 | 5,000円 |
1泊2日だと1日あたり400円かかりますが、15日間レンタルすると1日あたり233円、1ヶ月だと1日あたり200円に安くなります。
WiFi東京を利用するなら短期の利用になるはずです。
レンタル端末のは、最終日の翌日8時までに同梱されているレターパックにいれて返送すればOKです。
返却まで時間に余裕があるので「レンタル期間=利用する日数」で大丈夫です。
安心保障に加入するか決める
次に「安心保障(月額500円)」に加入するかを選びます。
安心保障は、レンタル端末が故障した時の弁済金が無料、紛失盗難の場合は15,000円に減額される保障サービスです。
安心保障あり | 安心保障なし | |
水没、落下による故障 | 無料 | 40,000円 |
紛失、盗難 | 15,000円 | 40,000円 |
WiFi東京は、LINE@の友達登録をするか、WiFi東京に会員登録をすれば安心保障が無料になるキャンペーンを行っています。
他社では保証オプションの無料化は行っていないので、非常に珍しいサービスです。
WiFi東京は旅行で利用することも多いので、故障や紛失が心配な方は、事前にLINEの友達登録などをしておくといいでしょう。
レンタル端末の受け取り方法を決める
最後にレンタル端末の受け取り方法を選択します。
WiFi東京は様々な場所で端末の受け取りが可能です。
受取場所 | 申し込み期限 |
自宅 | 前日の17時までで即日発送 |
空港 | 前日の17時まで |
ホテル | 受取3日前の17時まで |
店舗受取 | 即日受取可能 |
配送料はどこに配送しても一律1,000円で、手数料などは他にかかりません。
東京の新宿に店舗があるので、店舗受取もできます。
店舗受取を選択した場合は即日受取が可能で、送付時の送料がかからないので送料は返却時のレターパック代360円だけになります。
店舗受取は平日10~18時の受付で土日祝日は休みです。
そこだけ注意しておきましょう。
WiFi東京の店舗情報
- 店舗名:Wi-Fi東京レンタルショップ
- 住所:〒160-0023 東京都新宿区西新宿7丁目18?19 新宿税理士ビル第二別館佐竹ビル2F
- 電話番号:0120‐295‐755
- 受付時間:平日10時~18時(土日祝休み)
WiFi東京のまとめ
WiFi東京は1泊2日の短期間から利用できるレンタルポケットWiFiです。
旅行や一時帰国、引っ越しの時に数日間だけインターネットを使いたい時に便利です。
ただし以下のようなデメリットもあります。
- 配送料が1,000円かかる
- 月額料金が6,000円と高い
WiFi東京は短期レンタル向けのポケットWiFiなので、長期で利用すると月額料金が高くなってしまいます。
2~3日だけ利用するならおすすめできますが、1ヶ月以上利用するのであれば、月額料金が安い他社のレンタルポケットWiFiを使ったほうがお得です。
長期間の利用を考えているなら、どんなときもWiFiがおすすめです。
2年間の契約期間の縛りがありますが、月額3,480円で「速度制限なしの完全無制限」「3つのLTEで通信エリアが広い」という特徴があります。
完全無制限で利用できるポケットWIFiは他にないので、データ量を多く使う方や、過去にポケットWiFiで速度制限にかかったことがある方には特におすすめです。