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WiMAXはバッテリー交換できる?費用や交換方法を解説!

WiMAXはバッテリー交換できる?費用や交換方法を解説!

WiMAXルーターがバッテリー交換できるか気になっていませんか?

WiMAXのバッテリーについて下のような疑問があるのではないでしょうか。

  • WiMAXのバッテリー交換の目安は?
  • そもそもWiMAXってバッテリー交換できるの?
  • WiMAXのバッテリーを長持ちさせる方法は?

バッテリーが消耗するとすぐに電池が切れてしまうので、不便ですよね。

WiMAXにはバッテリー交換できる機種とできない機種があり、交換できる機種なら簡単にバッテリー交換ができます。

この記事ではWiMAXのバッテリー交換の時期や交換方法、交換にかかる費用を詳しく解説しています。

 

バッテリーを長持ちさせる方法もあわせて紹介しているので、WiMAXのルーターを使っている方はぜひご覧ください。

WiMAXのバッテリー交換をする時期

WiMAXのバッテリー交換をする時期

WiMAXやスマホに使われているリチウムイオンバッテリーは、使っているうちに徐々に充電できる電力量が減っていきます。

 

使い方にもよりますが500回ほど充電と放電を繰り返すと寿命となります。

毎日充電する場合は1年半~2年程度で寿命となり、バッテリー交換をする必要があります。
「最近バッテリーの持ちが悪くなってきたな」と感じたら、WiMAXを契約した日を調べてバッテリーをどれくらい使ったのか調べてみましょう。

もしかするとバッテリーの交換の時期がきたのかもしれません。

 

またバッテリーが高温になり膨張してしまった場合もバッテリー交換をしましょう。

バッテリーが膨張すると、バッテリーの劣化が進むだけでなく、発火の恐れもあり危険です。

 

わたしはiPhoneのバッテリーが膨張したことがありますが、膨張すると機器本体が大きく膨らんでカバーが開くのですぐに気がつきます。

バッテリーが膨張していたら、早めに対処したほうがいいです。

WiMAXのバッテリー交換できる端末一覧

WiMAXのバッテリー交換できるルーター

WiMAXには自分でバッテリー交換できる機種と交換できない機種があります。

WiMAXのモバイルルーターは大きく分けて「Wシリーズ(ファーウェイ製)」と「WXシリーズ(NECプラットフォームズ製)」に分かれています。

  • Wシリーズ:製造元がファーウエイ
  • WXシリーズ:製造元がNECプラットフォームズ

このうちWXシリーズは自分でバッテリー交換ができます。

機種名 メーカー バッテリー交換
Speed Wi-Fi NEXT W06 ファーウェイ
Speed Wi-Fi NEXT W05
Speed Wi-Fi NEXT W04
Speed Wi-Fi NEXT W03
Speed Wi-Fi NEXT W02
Speed Wi-Fi NEXT W01
Speed Wi-Fi NEXT WX06 NECプラットフォーム
Speed Wi-Fi NEXT WX05
Speed Wi-Fi NEXT WX04
Speed Wi-Fi NEXT WX03
Speed Wi-Fi NEXT WX02
Speed Wi-Fi NEXT WX01

WXシリーズは簡単にバッテリーが取り外しできますが、Wシリーズはバッテリーがモバイルルーターに内蔵されているため、自分でバッテリー交換はできません。

WiMAXのバッテリー交換の方法

WiMAXのWXシリーズは、自分で簡単にバッテリー交換ができます。

バッテリー交換の方法は以下のとおりです。

WXシリーズのバッテリー交換の手順

  1. WiMAXルーターの電源をOFFにする
  2. 裏面のバッテリカバーを取り外す
  3. バッテリーを取り外す
  4. 放電のため10秒ほど置いておく
  5. 新しいバッテリーとカバーを取り付ける

バッテリーを外して新しいバッテリーを取り付けるだけなので非常に簡単です。

 

唯一の注意点は、バッテリーを取り外して10秒ほど放電した後に新しいバッテリーを取り付けることでしょうか。

すぐにバッテリーを取り付けてしまうと、バッテリー残量がうまく表示されないことがあります。

 

WXシリーズを使っていて、電池の持ちが悪くなったと感じたら試してみてください。

WiMAXのバッテリー交換の費用は?

WiMAXのバッテリー交換の費用は?

WiMAXのバッテリー交換の費用を表にまとめてみました。

機種名 料金
Speed Wi-Fi NEXT WX06 3150円(税抜)
Speed Wi-Fi NEXT WX05 3150円(税抜)
Speed Wi-Fi NEXT WX04 3150円(税抜)
Speed Wi-Fi NEXT WX03 2,950円(税抜)
Speed Wi-Fi NEXT WX02 約2,000円
Speed Wi-Fi NEXT WX01 約2,000円
Wシリーズ 修理対応

WXシリーズはバッテリーを手に入れれば自分でバッテリー交換ができます。

「W06」「WX05」「WX04」「WX03」は純正バッテリーをUQ WiMAXの公式アクセサリーショップから購入可能です。

Amazonでも2,500円程度で販売されています。

UQコミュニケーションズ WX04 / WX05 / WX06 共通電池パック Speed Wi-Fi NEXT WiMAX2+ NAD34UAA NAD35UAA バッテリー
NAD34UAA

「WX01」と「WX02」は、公式サイトではバッテリーを売っていませんが、Amazonなどのネットショップで代替品を購入できます。

Wシリーズはバッテリーを自分で交換できないのでバッテリーを交換する場合は修理対応となります。

安心サポートなどの保証オプションに加入していてもバッテリーは保証対象外なので無料で交換することはできません。

WX03は無償でバッテリー交換できる

WX03は他の機種に比べて熱を持ちやすく、バッテリーが膨張する不具合が多かったため、無償でバッテリー交換してくれます。

WX03には、専用の受付窓口があるので、バッテリーが膨張してしまった時は連絡しましょう。

WX03のバッテリー相談窓口

電話番号:0120-124670(通話料無料)
受付時間:9:00~17:00(年中無休)

修理対応は料金が高い

Wシリーズをバッテリー交換する場合「修理対応」となります。

修理費用は端末の状態などによっても変わりますが1万~2万程度かかってしまいます。

WXシリーズは、3,000円程度でバッテリー交換できるので高めですね。

 

また端末の修理が終わるまでは1週間~1ヶ月程度の日数がかかります。

修理する間は、WiMAXプロバイダが送ってくれた代替品のルーターを使うことができますが、ルーターが届くまではWiFiは使えなくなりますし、ルーターを送ったり受け取ったりする手間がかかります。

 

WiMAXは2年以上使っていれば解約金が9,500円になるので、修理するより安くなります。

ポケットWiFiは端末代が無料のサービスが多いので、ご自身の契約状況によっては、WiMAXのバッテリー交換するより別のポケットWiFiを新しく契約したほうがいいでしょう。

 

Wシリーズのバッテリー交換は、修理対応になるため費用が高く時間もかかるので注意しましょう。

WiMAXのバッテリー容量と連続通信時間

WiMAXのバッテリー容量と連続通信時間

WiMAXの端末は、機種によってバッテリー容量が違います。

 

機種によって多少の差はありますが、基本的にバッテリー容量が多いほうが長い時間使えます。

端末を選ぶ時は、バッテリーの容量も参考にしてみるといいでしょう。

機種名 バッテリー容量 連続通信時間
Speed Wi-Fi NEXT W06 3,000Ah 9時間
Speed Wi-Fi NEXT W05 2,750Ah 9時間
Speed Wi-Fi NEXT W04 2,750Ah 10時間
Speed Wi-Fi NEXT W03 3,000Ah 12時間
Speed Wi-Fi NEXT W02 2,300Ah 8.5時間
Speed Wi-Fi NEXT W01 2,300Ah 8時間
Speed Wi-Fi NEXT WX06 3,200Ah 14時間
Speed Wi-Fi NEXT WX05
Speed Wi-Fi NEXT WX04
Speed Wi-Fi NEXT WX03 2,890Ah 12時間
Speed Wi-Fi NEXT WX02 2,500Ah 12時間
Speed Wi-Fi NEXT WX01 2,500Ah 8時間

連続通信時間とは?

「連続通信時間」は、インターネットに接続した状態でどれくらいの時間使えるかを表しています。

一番バッテリー容量が多いのは3200Ahの「WX06」「WX05」「WX04」ですね。

この3つの端末はすべて同じバッテリーが使われています。

 

WiMAXはWシリーズよりもWXシリーズのほうが、バッテリーの容量が大きい傾向があります。

 

同じバッテリー容量でも連続通信時間に違いがあるのは、機種によって消費電力に差があるためです。

ルーターは性能が毎年進化していますが、バッテリーの性能は自体はあまり変わっていません。

新しい機種でも性能が高くなったり新機能が追加されると消費電力が増えるので、連続通信時間は短くなることがあります。

バッテリーを長持ちさせる方法

WiMAXのルータに使われているバッテリーは、使っているうちにどうしても消耗していきますが、使い方を間違えると劣化して、バッテリー交換の時期が早まってしまいます。

そこでバッテリーをできるだけ劣化させないで長持ちさせる方法を紹介します。

1.バッテリーを使い切る前に充電する

WiMAXのバッテリーは、電池残量がなくなる前に充電しましょう。

電池残量が少なすぎる状態で充電するとバッテリーの消耗を早めてしまいます。

また、バッテリーを使い切ったまま長時間放置していると劣化が大きく進むため、最悪の場合バッテリーが使用不能になります。

 

いつも電池残量が0になってから、充電している人は、バッテリーの消耗を早めている可能性があるのでやめたほうがいいです。

充電できない状況なら仕方ないですが、普段はバッテリーの電池残量が10%以下にならないように意識しましょう。

2.バッテリーを高温にしない

WiMAXで使われているリチウムイオンバッテリーは熱に弱く、高温の状態だと劣化が進みます。

さらにバッテリーは「小型で高出力な分、すぐに高温になる」という特徴があるので、温度が上がるような状況はできるだけ避けましょう。

  • 直射日光の当たる場所に放置しない
  • 車内にダッシュボードの上に置かない
  • 熱くなる電子機器の上に置かない
  • 充電が満タンのまま使い続けない

WiMAXのルーターを熱い場所や熱を帯びたものの近くには置かないようにしましょう。

 

また、バッテリーは充電100%の状態が一番高温になりやすく劣化しやすくなります。

充電が満タンになったら、そのままにせず一度充電から外したほうがバッテリーは長持ちします。

 

バッテリーの高温が続くと、バッテリーが膨張したり、発火の原因となるので注意が必要です。

バッテリーに限らず、精密機械は熱に弱いです。

バッテリーが高温になる異常な状況だと、周囲のパーツにも影響が及ぶので、最悪ルーター自体が故障してしまう可能性もあります。

WiMAXのバッテリー交換まとめ

  • バッテリー交換の時期はだいたい1年半~2年程度
  • 膨張していたら、即交換したほうがいい
  • WXシリーズは自分でバッテリー交換できる
  • Wシリーズは修理対応になるので交換費用が高い

WiMAXのバッテリー交換時期は1年半~2年程度です。

 

WiMAXの端末は自分でバッテリー交換できる機種とできない機種があります。

「WXシリーズ」はバッテリーを購入すれば自分で交換できますが「Wシリーズ」は、自分でバッテリー交換できないので修理費用が高くなりがちです。

Wシリーズのバッテリー交換する場合は、契約状況によっては、別のポケットWiFiを新規で契約したほうがいいでしょう。

 

無制限のポケットWiFiについては、「無制限ポケットWiFiを徹底比較!おすすめの格安WiFiはここ!【2020年最新版】」で詳しく解説しています。

WiMAXから乗り換えを検討している方はあわせてご覧ください。

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