ポケットWiFiは持ち運びできるモバイルWiFiルーターを使って、インターネットを楽しむことのできるサービスです。
無制限で使えるプランもあるので、スマホがよく通信量オーバーで速度制限にかかる人や、タブレットでWiFiを使いたい人におすすめです。
大手キャリアの「au」にも、もちろんポケットWiFiサービスがあります。
auユーザーの方はauショップで見かけたり、スタッフの人に勧められたことがあるかもしれませんauのポケットWiFiを使おうか考えている人は。
auのポケットWiFiは、auのスマホを使っている人には割引があるのでauユーザーは割安で使うことができます。
一見お得なauのポケットWiFiですが、実はトータルで数万円損をしてしまうため、あまりお得ではないことがご存知でしょうか?
この記事ではauのポケットWiFiのメリットやデメリット、おすすめできない理由について詳しく紹介していきます。
auのポケットWiFiを利用するか検討している人は、その前に一度この記事を読んでみて下さい。
この記事の目次
auのポケットWiFiはWiMAX回線を使っている
ポケットWiFiは様々な事業者がサービスを提供していて、大手キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク)の他に、ワイモバイルやWiMAXなどが存在します。
ドコモ、ソフトバンクのポケットWiFiは自社のスマホと同じ「LTE」という携帯通信が使われています。
しかしauのポケットWiFiは2社とは違い「WiMAX」という独自のネット回線を使っています。
主なポケットWiFiの回線種別
- ドコモ回線:Xi(クロッシィ)
- ソフトバンク回線:ソフトバンク 4G/LTE
- au回線:WiMAX
WiMAXは「UQコミュニケーションズ」が運営管理しているネット回線です。
格安スマホの「UQモバイル」や「UQ WiMAX」でお馴染みの会社ですね。
UQコミュニケーションズがauと同じKDDIグループということもあり、auのポケットWiFiにはWiMAXが使われています。
WiMAXは携帯通信から発展した「LTE回線」と違い、無線通信が発展してできた独自のネット回線です。
>>WiMAXとは?WiFiの違いやメリット・デメリットを徹底解説!
auも「au 4G/LTE」というLTE回線を使っていて、スマホはこちらのネット回線を使っています。
auはスマホとポケットWiFiで使っているネット回線が違うということですね。
auのデバイス毎のネット回線種別
- スマホ:LTE(携帯通信)
- ポケットWiFi:WiMAX(無線通信)
auのポケットWiFiの料金プラン
auのポケットWiFiには、全部で3つのプランが用意されています。
auのポケットWiFiの料金プラン
- WiMAX 2+ フラットfor DATA:月間データ量7Gまで
- WiMAX 2+ フラットfor DATA EX:月間データ量無制限
- WiMAX 2+ フラットfor HOME:月間データ量無制限
すべて2年契約となり、契約更新月以外に解約すると解約手数料がかかります。
どのプランも26ヶ月目以降は「WiMAX 2+ おトク割」がなくなり、月額が500円高くなります。
そのため利用する時は、最初の契約更新の際に忘れずに切り替えることをおすすめします。
WiMAX 2+ フラットfor DATA(月間データ量7G)
月額3,696円で月7Gまで使うことのできるライトユーザー向けのプランです。
月7Gを超えると翌月まで128Kbpsに速度制限がかかります。
スマホのデータ通信と同じ感覚ですね。
メールやWebを観る程度ならこちらのプランでも大丈夫ですが、YoutubeやHuluで動画をたくさん観たり、データ量の多いゲームアプリをインストールしてしまうと、すぐに速度制限にかかってしまいます。
スマホでよく速度制限にかかってしまう人は、無制限で使えるプランのほうがおすすめです。
WiMAX 2+ フラットfor DATA(月7G)の月額料金
- 0~25ヶ月目:3,696円(WiMAX 2+ おトク割適応)
- 26ヶ月目以降:4,196円
WiMAX 2+ フラットfor DATA EX(月間データ量無制限)
「EXプラン」は、月間データ量無制限で使えるプランです。
月のデータ量は無制限ですが「3日間で10G」使うと、翌日の夜だけ速度制限になります。
昼間は速度制限にかからないので、好きなだけ使うことができます。
7Gプランに月額700円程度追加すれば無制限で使えるようになるので、無制限プランのほうがコストパフォマンスが高いです。
WiMAX 2+ フラットfor DATA EX(無制限)の月額料金
- 0~25ヶ月目:4,380円(WiMAX 2+ おトク割適応)
- 26ヶ月目以降:4,880円
WiMAX 2+ フラットfor HOME(月間データ量無制限)
「WiMAX 2+ フラットfor HOME」も月間データ量が無制限で使えるプランです。
内容や料金については「WiMAX 2+ フラットfor DATA EX」と全く同じで、名前が違うだけです。
WiMAXでは、モバイルWiFiルーターの他に据え置き型のホームルーターが利用でき、そちらを選ぶとこのプランになります。
モバイルWiFiルーターと違いルーターを外に持ち運びはできないため、外出時にネットをあまり使わない場合や、自宅に光回線が引けない時に固定回線の代わりとして使うのに向いています。
光回線よりも月額料金が安いので、自宅のネット回線を安くしたい人にもおすすめです。
WiMAX 2+ フラットfor HOME(無制限)の月額料金
- 0~25ヶ月目:4,380円(WiMAX 2+ おトク割適応)
- 26ヶ月目以降:4,880円
auのポケットWiFiのルーター
auのポケットWiFiはWiMAXのルーターと同じです。
auのポケットWiFiでは4種類のルーターがラインナップされています。
持ち運びできる「モバイルWiFiルーター」
- W06:最大通信速度867Mbps(USB接続時1.2Gbps)
- W05:最大通信速度758Mbps
自宅で使う「ホームルーター」
- L02:最大通信速度867Mbps(有線LAN接続時1Gbps)
- L01s:最大通信速度440Mbps
WiMAXは端末代が無料なので、ルーターは性能の高い最新機種を選んでおけば間違いありません。
今なら2019年に発売された以下のルーターがおすすめです。
- 持ち運びするなら「W06」
- 自宅だけで使うなら「L02」
auのポケットWiFiの良い点
auのポケットWiFiの良い点は以下の3点です。
- auユーザーは割引がある
- 全国のauショップで直接契約や相談ができる
- 海外でも利用できる
「auスマートバリューmine」で割引が適応される
auのポケットWiFiを、auのスマホやガラケーと一緒に使うと「auスマートバリューmine」という割引が受けられます。
「auスマートバリューmine」は、携帯電話のデータ料金が毎月最大1,000円割引になるサービスです。
割引額は使っている携帯のデータプランによって変わり、データ量が多いプランほど割引額が大きくなります。
auユーザーであれば、ポケットWiFiを一緒に利用すれば安くなるのでお得です。
全国のauショップで契約や相談ができる
auのポケットWiFiは、全国のauショップで直接契約や相談をすることができます。
わからないことや操作方法で聞きたいことがある時は、近くのauショップに持っていけば対応してくれるので、直接スタッフの人に話を聞きたい人には便利です。
ポケットWiFiはネットでしか契約できない事業者が多く、実店舗があっても店舗数が少ないので近所にないことが多いです。
その点auは大手キャリアなので店舗数も多く全国展開しているので、直接相談がしやすいです。
auユーザーであればスマホのことを聞きに行った時に、ポケットWiFiの相談も一緒にすることができるので手間が省けます。
「au 4G/LTE」が利用できるのでどこでも使える
auのポケットWiFiはWiMAX回線の他に「au 4G/LTE」を使うことができます。
「au 4G/LTE」はスマホのネット回線と同じなので、日本全国ほとんどのエリアで使うことができます。
WiMAXは2.5GHzと周波数帯が高いので電波が強いですが障害物に弱くなります。
LTEはプラチナバンド(700MHz~900MHz)という低い周波数帯を使っているので、障害物が多い場所でも電波が入りやすくなります。
その分通信速度が遅くなるため、WiMAX回線と組み合わせて一緒に使うといいでしょう。
メモ
電波は周波数が高くなるほど強くなりますが、その分減衰率が高くなり障害物に弱くなるという特徴があります。
海外でも利用することができる
auのポケットWiFiはauの「海外ダブル定額」に対応しているので、追加料金を支払えば海外でも利用することができます。
これは本家の「UQ WiMAX」にはないau独自のサービスになります。
ただし追加料金は1日最大2,980円とかなり割高です。
月額ではなく1日の料金ですので注意してください。
「海外ダブル定額」の料金
- 24.4Mまで:1日1,980円
- 24.4M~:1日2,980円
24.4Mbpsまでなら1日1,980円ですが、データ量が少なすぎるのでグーグルマップで目的地を調べたりするとすぐに超えてしまいます。
1日2,980円かかると考えると、10日で3万円近く通信費がかかってしまいます。
海外では日本に比べると無料のWiFiスポットが多くありますし、ほとんどのホテルで無料のWiFiが使えます。
友人や家族に写真を送ったり、LINEで連絡する程度であればホテルのWiFiを使うという手もあります。
海外で安くポケットWiFiを使いたいなら、海外旅行向けのポケットWiFiレンタルサービスを使ったほうがお得です。
わたしも海外に行くときは海外向けのポケットWiFiを利用しています。
auのポケットWiFiがおすすめではない理由
次にauのポケットWiFiがおすすめではない理由を紹介していきます。
- 他のWiMAXプロバイダより料金が高い
- auのポケットWiFiでなくても割引は受けられる
- ルータの種類が少ない
月額料金が高め
auのポケットWiFiをおすすめできない一番の理由は「他社に比べて料金が高い」ことです。
最初に解説したように、auのポケットWiFiはUQコミュニケーションズの「WiMAX」回線を使っています。
WiMAX回線は本家の「UQ WiMAX」や「au」の他にも、「so-net」「BIGLOBE」「GMOとくとくBB」など20以上のプロバイダがサービスを提供しています。
メモ
「プロバイダ」はインターネット回線をつなぐ時に利用する事業者のことです。
固定回線は「ネット回線」と「プロバイダ」をそれぞれ選びますが、WiMAXも同じです。
どのプロバイダを選んでも、大本は同じWiMAX回線を使っているのでサービスエリアや通信速度などに違いはなく、全く同じです。
プロバイダによっては大幅な割引キャンペーンを行っているところもあるので、auのポケットWiFiよりも数万円お得に「全く同じサービス」が利用できるんです。
回線元の「UQ WiMAX」とauのポケットWiFiを比べてみても、auのポケットWiFiのほうが割高です。
au ポケットWiFi | UQ WiMAX | |
初期費用 | 3,000円 | 3,000円 |
月額料金 | 1~25ヶ月目:4,380円 26ヶ月目以降:4,880円 |
1~2ヶ月目:3,690円 3ヶ月目以降:4,380円 |
キャッシュバック | なし | 商品券10,000円 |
月額料金もUQ WiMAXのほうが安いですし、商品券10,000円分をもらうことができます。
auは店舗を持っている分直接サポートを受けることができますが、その分人件費や広告費にお金がかかります。
実店舗を持たず、Webだけでサービスを展開しているプロバイダに比べるとどうしても割高になってしまいます。
スマホでも料金の安い格安スマホが人気ですよね。
総務省が「大手キャリアの携帯料金が高すぎる」として値下げを要請をしていますが、ポケットWiFiに関しても大手キャリアで契約すると割高になってしまいます。
知名度は高いですが、他社に比べて料金が高いので、auのポケットWiFiはおすすめできません。
auのポケットWiFiでなくても「auスマートバリューmine」は適応される
auのポケットWiFiのメリットの一つに、auのスマホと一緒に契約すると割引になる「auスマートバリューmine」があります。
この割引サービスは実はauのポケットWiFiを利用しなくても、WiMAXのプロバイダであればどこでも適応されます。
auの携帯電話料金が割引になるサービスなので、auのポケットWiFiじゃないと割引されないと考えてしまいがちですが、実はそうではありません。
回線元のUQコミュニケーションズがKDDIグループの会社なので、auユーザーがお得になるサービスを提供しているんです。
WiMAX回線であれば割引は適応されるので、auユーザーの方がセット割引を目的にauのポケットWiFiを使うメリットはありません。
先に話したとおり、auのポケットWiFiよりもWiMAXプロバイダのほうが料金が安くなります。
そのためauユーザーの方は、料金が安いプロバイダでWiMAXを利用して割引も適応したほうがお得になります。
NECのルーターは選べない
auのポケットWiFiは他のWiMAXプロバイダと比べると、ルーターの種類が4種類と少なめです。
持ち運びできる「モバイルWiFiルーター」
- W06:最大通信速度867Mbps(USB接続時1.2Gbps)
- W05:最大通信速度758Mbps
自宅で使う「ホームルーター」
- L02:最大通信速度867Mbps(有線LAN接続時1Gbps)
- L01s:最大通信速度440Mbps
WiMAXには、他にもモバイルWiFiルーターの「WX05」とホームルーターの「HOME01」というNEC製のルーターがありますが、auのポケットWiFiでは選べなくなっています。
最新機種はラインナップされているのであまり気にしなくてもいいでしょうが、ルーターの選択肢は少なくなっています。
WiMAXでNEC製のルーターを使いたいなら他のプロバイダを選びましょう。
auのポケットWiFiと他社を比較する
次にauのポケットWiFiと他社のポケットWiFiを比較してみましょう。
主要なポケットWiFiは以下の通りです。
- ドコモ
- au
- ソフトバンク
- ワイモバイル
- WiMAX
これらのポケットWiFiを回線の種類で分けると、大きく3つに分類できます。
回線種別 | 提供会社 | 通信サービス名 |
ドコモ回線 | ドコモ | Xi(クロッシィ) |
ソフトバンク回線 | ソフトバンク ワイモバイル |
ソフトバンク4G/LTE |
WiMAX回線 | au UQコミュニケーションズ |
WiMAX |
ポケットWiFIは、携帯電話でお馴染みの大手キャリア3社(ドコモ、ソフトバンク、au)の回線を使ってサービスを提供しています。
無制限プランがあるかどうか
ポケットWiFiでは「無制限プラン」があるかどうかが選ぶときのポイントとなります。
無制限プランであれば、データ量を気にしなくていいので快適にネット回線を使えるためです。
各社のポケットWiFiを比べてみると、無制限で利用できるポケットWiFiは3社になります。
データ量 | 無制限プラン | 無制限プラン名 | |
ドコモ | 5~30G | ✕ | - |
ソフトバンク | 7G | ✕ | - |
au | 7G 無制限 |
○ | WiMAX 2+ フラットfor DATA EX |
ワイモバイル | 7G 無制限 |
○ | ポケットWiFiプラン+アドバンスモード |
WiMAX | 7G 無制限 |
○ | ギガ放題プラン |
大手キャリアのポケットWiFiで無制限プランがあるのは、auだけになります。
ドコモやソフトバンクには無制限で使えるプランがありません。
ワイモバイルはソフトバンク回線なのですが、本家とは違って無制限プランがあります。
ワイモバイルと、WiMAX回線を使っているau、WiMAXの3社が無制限で使うことができるポケットWiFiです。
速度制限の比較
次に各社の速度制限を比較してみます。
速度制限の条件 | 制限後の速度 | 制限期間 | |
ドコモ | 5~30Gを超える | 128Kbps | 翌月まで |
ソフトバンク | 7Gを超える | 128Kbps | 翌月まで |
au(無制限) | 3日間で10Gを超える | 1Mbps | 翌日18~26時の間 |
ワイモバイル(無制限) | 3日間で10Gを超える | 1Mbps | 翌日18~25時の間 |
WiMAX(無制限) | 3日間で10Gを超える | 1Mbps | 翌日18~26時の間 |
ドコモとソフトバンクは無制限プランがないので、データ量を超えると翌月まで128Kbpsに速度制限になります。
128Kbpsになると遅すぎてネットを使うのはかなり厳しくなります。
無制限プランの場合でも「3日間で10Gを超える」と翌日の夜に速度制限がありますが、期間が短く通信速度も1Mbps程度はでるのでYoutubeの標準動画程度なら問題なく観ることができます。
速度制限の中ではかなり緩めの条件となっています。
メモ
現在「完全無制限で使い放題」のポケットWiFiはなく、どのポケットWiFiも何かしらの速度制限があります。
家の中なら固定回線を使えば完全無制限で使えますが、外でネットを使う場合は、速度制限の条件がやさしいものを選びましょう。
通信速度の比較
次に各社のポケットWiFiの通信速度を比較してみましょう。
通信速度が速いほうがデータの読み込みが速くなるので、ストレスなく快適にインターネットを使うことができます。
各社のポケットWiFiの通信速度を比べてみると以下のようになっています。
最大通信速度 | 端末名 | |
ドコモ | 788Mbps | N-01J |
ソフトバンク | 612Mbps | 603HW |
au | 867Mbps 1.2Gbps(USB接続時) |
W06 |
ワイモバイル | 612Mbps | 603HW |
WiMAX | 867Mbps 1.2Gbps(USB接続時) |
W06 |
一番高速なのは、WiMAX回線で最新端末「W06」を使った場合です。
WiFi接続時は最大通信速度867Mbps、USB接続した場合1.2GHzとなります。
光回線が最大1Gbpsなので、無線なのに最大通信速度は固定ネット回線よりも高速だということですね。
月額料金の比較
最後に各社のポケットWiFiの月額料金を比較してみましょう。
データ量 | 月額料金 | |
ドコモ | 30G | 10,000円 |
ソフトバンク | 7G | 3,696円 |
au | 無制限 | 4,380円 |
ワイモバイル | 無制限 | 4,380円 |
WiMAX | 無制限 | ~3,500円 |
比較してみると、ドコモの月額料金が圧倒的に高いことがわかります。
ドコモのポケットWiFiは30Gで月額10,000円、20Gでも月額8,000円とかなり高額です。
反対に月額料金が一番安いのはWiMAXになります。
キャンペーンがお得なプロバイダを選べば無制限プランでも3,500円以下で利用できます。
各社のポケットWiFiの比較結果
各社のポケットWiFiを比較してみた結果です。
データ量 | 料金 | 最大通信速度 | サービスエリア | |
ドコモ | 30G | 10,000円 | 788Mbps | ◎ |
ソフトバンク | 7G | 3,696円 | 612Mbps | ◎ |
au | 無制限 | 4,380円 | 867Mbps 1.2Gbps(USB接続時) |
○ LTE利用時◎ |
ワイモバイル | 無制限 | 4,380円 | 612Mbps | ◎ 無制限は△ |
WiMAX | 無制限 | ~3,500円 (プロバイダによって異なる) |
867Mbps 1.2Gbps(USB接続時) |
○ LTE利用時◎ |
月額料金が一番安く、無制限で使えるWiMAXが一番おすすめです。
auは無制限プランがあるので、ドコモやソフトバンクよりもおすすめです。
しかし「auのポケットWiFi=WiMAX」なので、同じWiMAX回線を使っているお得なプロバイダを使ったほうが月額料金が安くなります。
WiMAX回線は「auスマートバリューmine」の割引も受けられるので、auユーザーであってもWiMAXを使ったほうがお得です。
auのポケットWiFiよりお得にWiMAXを利用する方法
ポケットWiFiを比べてみた結果、一番お得なポケットWiFiはWiMAXだということがわかりました。
auのポケットWiFiとサービス内容も同じで料金が安いのでお得になります。
WiMAXをお得に利用するための手順を紹介しますので参考にして下さい。
WiMAXのサービスエリアを確認する
まずWiMAXを契約する前に利用するエリアがWiMAXのサービスエリアか確認しましょう。
当たり前ですが、サービスエリアでないとWiMAXは使うことができません。
WiMAXのサービスエリアは、UQ WiMAXの公式ページから簡単に調べることができます。
「ピンポイント判定」で直接住所を入力して利用可能かどうか調べてみましょう。
メモ
UQ WiMAXでは、15日間無料でお試しできる「Try WiMAX」というサービスもあります。
実際の環境で使えるかどうか試してみたい人は利用してみるといいでしょう。
「Try WiMAX」には注意点もあるので、利用する前に以下の記事も参考にして下さい。
最新端末を選ぶ
次にWiMAXを使うためのルーターを選びます。
ルーターは新しい機種のほうが性能が高くなるので最新機種を選べば間違いありません。
2019年1月に発売された最新機種「W06」を選びましょう。
WiFi接続時に最大通信速度867MbpsとポケットWiFiの中でもかなり高速です。
WiMAXには「モバイルWiFiルーター」と「ホームルーター」がありますが、「絶対に家でしか使わない」という人以外は、家の外でも使えるモバイルWiFiルーターがおすすめです。
キャンペーンがお得なプロバイダを選ぶ
最後にWiMAXのプロバイダを選びます。
WiMAXを利用する上でプロバイダ選びは一番重要です。
選ぶプロバイダによってキャンペーンが違うので、実質料金が数万円変わってくるからです。
WiMAXの中で一番おすすめは「GMOとくとくBB 」です。
キャッシュバック金額が大きいので実質料金が一番安くWiMAXを利用できます。
au ポケットWiFi | UQ WiMAX | GMOとくとくBB | |
初期費用 | 3,000円 | 3,000円 | 3,000円 |
月額料金 | 1~25ヶ月目:4,380円 26ヶ月目以降:4,880円 |
1~2ヶ月目:3,690円 3ヶ月目以降:4,380円 |
1~2ヶ月目:3,609円 3ヶ月目以降:4,263円 |
キャッシュバック | なし | 商品券10,000円 | 32,000円 |
auのポケットWiFiと比較してみても、キャッシュバック金額だけで3万円以上得をします。
月額料金もGMOとくとくBBのほうが安いです。
このようにauでポケットWiFiを契約すると損をしてしまうので気をつけましょう。
auのポケットWiFiまとめ
auのポケットWiFiには無制限プランがあるので、他の大手キャリアよりはおすすめです。
しかし総合的には他のWiMAXプロバイダを利用したほうがお得です。
auと同じWiMAX回線を使っているのでサービス内容は一緒ですが、キャンペーン分料金が安くなるからです。
WiMAXはKDDIと関連があるので、auユーザーの方は割引も受けられます。
現状あえてauのポケットWiFiを選ぶ理由はほとんどありません。
auのポケットWiFiを使おうか考えている人は、「GMOとくとくBB 」などの料金が安くお得なプロバイダを使うのがおすすめです。