- WiMAXって何台まで同時接続できるの?
- 接続台数が増えると通信速度は遅くなる?
- WiFiは「5GHz」と「2.4GHz」に同時接続できる?
WiMAXの接続台数について気になっていませんか?
WiMAXは簡単にインターネットが使える便利なサービスですが、接続台数が少なかったら不便ですよね。
結論から言うと、WiMAXは接続台数が多いですし同時接続しても通信速度はそこまで大きく低下しません。
実際わたしは外出時にWiMAXでスマホ、タブレット、ノートPCの3台を同時に使っていますが、不便に思ったことはありません。
この記事ではWiMAXの接続台数や通信速度について詳しく解説していきます。
WiMAXの接続台数が気になった方はぜひご覧ください。
この記事の目次
WiMAXの接続台数は?
WiMAXの同時接続できる台数は機種ごとに変わってきます。
またWiMAXは持ち運びできる「モバイルルーター」の他に、据え置き型の「ホームルーター」も展開しています。
基本的にはモバイルルーターよりもホームルーターのほうが接続台数が多いです。
モバイルルーターの接続台数
WiMAXモバイルルーターのWiFi接続台数は10~16台です。
機種名 | 接続台数 |
W06 | 16台 |
WX05 | 10台 |
W05 | 10台 |
最新端末のW06の最大接続台数は16台と多いです。
W06以外のモバイルルーターの接続台数は10台までとなっています。
ただ外出時に10台も同時接続する機会はあまりありません。
1人で使うなら、どの機種を選んでも十分な接続台数があります。
友人や家族と一緒に大人数でWiMAXを利用する機会があればW06を選んだほうがいいですね。
ホームルーターの接続台数
ホームルーターのWiFi接続台数は22~40台となっています。
機種名 | 接続台数 |
L02 | 40台 |
HOME 01 | 22台 |
ホームルーターは自宅で使うことが前提になっているため、モバイルルーターよりも接続台数が多いのが特徴です。
最新のホームルーターのL02は同時接続台数40台とかなり多いです。
HOME 01は接続台数が22台ですのでL02よりは少なめですが、家庭では実際にここまで同時接続することはないでしょう。
WiMAXの接続台数が増えると通信速度はどうなる?
WiMAXの接続台数が増えると、その分通信速度は遅くなります。
しかし3台接続すれば通信速度が単純に3分の1になるというわけではありません。
なぜかというとWiMAXに接続している端末全てが常に通信をしているわけではないからです。
Webサイトは最初に開いた時にデータの読み込みをしますし、アプリもサーバーとやり取りをする時以外は通信していません。
タブレットが通信をしていない時にスマホが通信をして、次はノートPCが通信するといった具合に交互に通信をするので、そこまで大きく通信速度は落ちません。
カフェやファーストフード店にある無料のWiFiスポットは多くの人が同時に利用していますが、通信速度がそこまで遅くはなっていないのも同じ理由です。
通信速度が一定の数値にまで落ちなければ、接続台数が増えても問題ありません。
ただし複数の端末で同時に大きなデータをダウンロードすると、どの端末も常に通信をしているので一気に通信速度が低下します。
またWiMAXの電波が弱いとWiFiの通信速度も低下します。
場所や環境によっては接続台数が増えると通信速度が低下するので注意しましょう。
WiMAXの同時接続について知っておくべきこと
有線接続とWiFi接続は同時にできる
WiMAXはLANケーブルで有線接続しながらWiFiの同時接続ができます。
自宅にバッファローなどのWiFiルーターを置いている方はイメージしやすいと思います。
ホームルーターには最初からLANポートがついていますし、モバイルルーターも「クレードル」という充電台を購入すればLANポートがあるので、LANケーブルで有線接続ができます。
またモバイルルーターはUSB接続すれば、PCでインターネットが繫がるようになります。
W06にはクレードルがありませんが、USBを使うことで有線接続ができます。
関連記事:W06はクレードルがない!代用品でLANケーブルの有線接続はできる?
わたしは自宅ではモバイルルーターをPCにUSB接続して使っていますが、同時に充電もできるので便利です。
もちろんスマホやタブレットもWiFi接続で同時に使うことができます。
WiFi接続とBluetooth接続は同時にはできない
「WX05」や「W05」はWiFi以外に「Bluetooth(ブルートゥース)」でも接続できます。
Bluetoothはワイヤレスイヤホンやマウスに使われている無線通信ですね。
Bluetooth接続は通信速度が遅くなりますが、電力消費量が抑えられるので、バッテリーの持ちが長くなるという特徴があります。
ただし、WiFi接続とBluetooth接続は同時に利用できません。
Bluetoothの同時接続台数は3台なので、それ以上の無線接続はできなくなります。
機種名 | Bluetooth接続台数 |
W06 | なし |
WX05 | 3台 |
W05 | 3台 |
Bluetooth接続はあまり使われることのないので「W06」ではなくなっています。
ホームルーターは2.4GHzと5GHzで同時接続ができる
WiMAXのホームルーターは「2.4GHz」と「5GHz」のWiFiに同時接続ができます。
モバイルルーターはどちらか片方にしか接続することができません。
ホームルーターはモバイルルーターよりもWiFi接続台数が多いのは2つの周波数で接続できるためです。
機種名 | 2.4GHzの接続台数 | 5GHzの接続台数 |
L02 | 20台 | 20台 |
HOME 01 | 11台 | 11台 |
また2.4GHzよりも5GHzのほうが電波干渉に強く通信速度が速いという特徴があります。
ホームルーターであれば、動画をみる端末は5GHzで接続、他の端末は2.4GHzで接続といったようにWiFiの使い分けができます。
WiMAXやWiFiの周波数については「WiMAXの周波数はいくつ?WiFiやキャリアとの違いは?」で詳しくまとめてあるのでよろしければご覧ください。
WiMAXの接続台数まとめ
- モバイルルーターの接続台数は10~16台
- ホームルーターの接続台数は22~40台
- 接続台数が増えても、通信速度はそこまで低下しない
WiMAXの接続台数について解説していきました。
モバイルルーターでもW06ならWiFiで16台まで同時接続できます。
日常で使うなら十分な接続台数でしょう。
ホームルーターは電源をコンセントに差して使うので持ち運びはできませんが、接続台数が多く電波が遠くまで届きます。
接続台数が多い方や、利用人数が多い方におすすめですね。
WiMAXルーターについては「WiMAXルーターを徹底比較!おすすめ機種はこれ!」でも詳しく紹介しているのでよろしければご覧ください。
ご自身の目的にあわせて最適なWiMAXルーターを選んでくださいね。