WiFiO(ワイファイオー)は、ポケットWiFiとSIMのレンタルをしているサービスです。
2018年から運営しているサービスですが、料金プランが新しくなり使いやすくなりました。
ただし結論を先にいうと、WiFiOは料金が高いのでおすすめではありません。
この記事ではWiFiOの特徴や注意点を詳しく解説しています。
WiFiOの申込みを検討している方や無制限のポケットWiFiを探している人はぜひご覧ください。
WiFIOの「無制限プラン」は新型コロナウィルスの影響で端末が在庫不足のため新規受付を停止しています。
無制限で使えるポケットWiFiをお探しの方は以下の記事をご覧ください。
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この記事の目次
WiFiO(ワイファイオー)とは
WiFiO(ワイファイオー)は、「株式会社グローバルエージェント」が2018年に開始したポケットWiFiです。
月額3,680円から利用できるクラウドSIMを使った無制限プランと、契約期間の縛りがないソフトバンク回線を使ったプランがあります。
ポケットWiFiの他にSIMカードだけレンタルできるプランもあるので、目的に応じてプランを選択できます。
WiFiO(ワイファイオー)の料金プラン
WiFiOには、全部で3つの料金プランがあります。
- 無制限プラン:クラウドSIMの無制限プラン
- 容量無制限プラン(100Gプラン):ソフトバンク回線の100Gプラン
- 容量無制限SIMプラン(100GSIMプラン):ソフトバンク回線のSIMだけレンタルする100Gプラン
それぞれの料金は以下のようになっています。
プラン名 | 無制限プラン | 容量無制限プラン | 容量無制限SIMプラン |
データ量 | 無制限(500G) | 100G | 100G |
事務手数料 | 4,000円 | 3,980円 クーポンで0円 |
3,980円 クーポンで0円 |
端末登録手数料 | - | 4,980円 | - |
月額料金 | 0~3ヶ月め:3,680円 4ヶ月目以降:3,980円 |
3,680円 | 3,980円 |
契約期間 | 2年 | なし | なし |
「無制限プラン」は、クラウドSIMを使った無制限プランで2年間の契約期間があります。
「容量無制限プラン」は、ソフトバンク回線を使った100Gまで利用できるプランです。
こちらは契約期間の縛りがないのでいつでも解約できます。
SIMだけレンタルできるプランのほうが月額料金が300円高いですが、ルーターをレンタルすると端末登録手数料3,980円がかかるので、13ヶ月以内に解約するならSIMだけレンタルしたほうが合計料金は安くなります。
WiFiOのクーポンコード
WIFiOのソフトバンク回線を使ったプランは、クーポンコードを入力すると事務手数料が無料になります。
クーポンコードを入力しないと3,980円余計に支払わないといけないので、WiFiOを申し込む時は必ずクーポンコードを入力しましょう。
クーポンコードはWiFiO公式サイトで確認できますが、こちらにも掲載しておきます。
見出し(全角15文字)
- 容量無制限プラン(100ギガプラン):wifio001
- 容量無制限SIMプラン(100ギガSIMプラン):wifiosim001
WiFiO(ワイファイオー)の解約金
WiFiOの無制限プランは2年間の契約期間があるので、途中で解約すると解約金が発生します。
解約金 | |
1年以内 | 19,000円 |
2年以内 | 14,000円 |
更新月 | 0円 |
3年目以降 | 9,500円 |
WiFIOの解約金はWiMAXと同じなので、ポケットWiFiの解約金としては一般的な金額です。
2年以内に解約すると解約金がかかるので、2年以内に解約する予定があるなら容量無制限プラン(100Gプラン)を選びましょう。
WiFiO(ワイファイオー)の特徴・メリット
- 月500Gの大容量で利用できる
- 契約期間の縛りがない
月500Gの大容量で利用できる
無制限プランは月500Gの大容量で利用できます。
一応無制限といっていますが、WiFiO公式サイトに「月500Gを超えると通信速度が128Kbpsになる可能性がある」と明記されているので、利用できるのは最大月500Gまでと考えたほうがいいでしょう。
月間利用データ量が 500GB を越えた場合は、月末まで通信速度が送受信最大 128kbps となる可能性があります。
月500G使えるということは、1日あたり16~17G使える計算になります。
よほどのことがない限りはここまで使うことはないでしょうから、実質無制限と言ってもいいのではないでしょうか。
クラウドWiFiは無制限と記載していても、実際は月150Gや300Gを超えると速度制限にかかるサービスもあります。
WiFiOは、月500Gまで利用できるので通信量の多い方でも安心して利用できます。
WiFIOの「無制限プラン」は新型コロナウィルスの影響で端末が在庫不足のため新規受付を停止しています。
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契約期間の縛りがない
WiFiOの100Gプランは契約期間の縛りがありません。
いつ解約しても解約金が発生しないので、好きなタイミングで気軽に解約できます。
長期間利用する必要がないので、短期間だけ使いたい時にも役立ちます。
WiFiO(ワイファイオー)の注意点・デメリット
- 初期費用が高い
- 月額料金が高い
- 初月が日割り計算ではない
- オプションの初月加入が必須
- 端末の返却が必要
初期費用が高い
WiFiOは全体的に初期費用が高めに設定されています。
ポケットWiFiは初期費用3,000円が一般的ですが、WiFiOは4,000円以上かかるので他社よりも割高です。
初期費用 | |
WiFiO(クラウドSIM) | 4,000円 |
WiFiO(100Gプラン) | 4,980円 |
どこよりもWiFi | 3,000円 |
FUJI WiFi | 3,000円 |
容量無制限プランはクーポンコードを入力すれば事務手数料3,980円が無料になりますが、端末登録手数料4,980円がかかるので結局、初期費用が割高になります。
端末登録手数料がかかるポケットWiFiはあまりないので、どうしても割高に感じてしまいますね。
唯一SIMプランは初期費用無料で利用できますが、SIMだけレンタルするのでSIMフリーのモバイルルーターを持っていない人はルーターを購入しないと使えません。
モバイルルーターを新品で購入すると1万円以上かかるので、モバイルルーターを既に持っている人以外は初期費用が高くなります。
月額料金が高い
WiFiOの無制限プランは月額料金が3,980円と高めです。
クラウドWiFiは、クラウドWiFiの先駆け「どんなときもWiFi」が月額3,480円だったことから、月額3,500円程度が標準的な料金で、中にはそれよりも安いサービスも存在します。
月額料金 | |
WiFiO(無制限プラン) | 3,980円 ※初月~3ヶ月目は3,680円 |
どこよりもWiFi | 3,380円 |
THE WiFi | 3,480円 |
WiFiOは、初月~3ヶ月目までは月額3,680円に割引されますが、それでも他社の標準的な月額料金に比べて割高です。
そのため月額料金の安いポケットWiFiを探している人にはおすすめできません。
オプションは初月加入が必須
WiFiOのSIMプラン以外のプランは、オプションの初月加入が必須となっています。
プレミアム保障(月額500円) | ウィルスソフト(月額500円) | |
無制限プラン | 初月加入必須 | - |
容量無制限プラン | 初月加入必須 | 初月加入必須 |
容量無制限SIMプラン | - | - |
無制限プランは「プレミアム保障」、容量無制限プランは「プレミアム保障」と「ウィルスソフト」2つのオプションへの加入が必要なので、初月の月額料金がその分高くなります。
オプションが不要な場合、翌月以降は解約できますが、公式サイトの「お問い合わせ」から解約の連絡をしないといけないので、手間がかかります。
解約しないと余計な月額料金がかかってしまうので、必要ない人は忘れないうちに解約連絡しておきましょう。
初月が日割り計算ではない
WiFiOは初月の月額料金が日割り計算ではありません。
一ヶ月分の料金がかかるので、月の途中で申し込みすると損をしてしまいます。
WiFiOは申込時に、翌月から利用開始を選べます。
月半ばで申し込むなら翌月から利用開始するのがおすすめです。
端末の返却が必要
WIFiOは端末をレンタルしているので、解約後は端末一式の返却が必要です。
解約時の送料は利用者の負担となります。
SIMプランを選んだ場合も、SIMカードの返却が必要です。
解約後は解約月の翌月4日以内に端末を返却しなければいけません。
期限を過ぎても端末が届かない場合、一ヶ月分の月額料金が追加で発生するので注意しましょう。
2年契約の縛りがある無制限プランも端末を返却しなければいけません。
ポケットWiFiは解約後に使っていた端末がそのまま手に入るサービスもあるので、SIMフリーのモバイルルーターが欲しい人は端末が手に入るポケットWiFiを選んだほうがお得です。
WiFiO(ワイファイオー)の端末一覧
G3000
製品名 | G3000 |
メーカー | BroadLine |
最大通信速度 | 下り150Mbps / 上り50Mbps |
重量 | 約150g |
サイズ | 100 x 70 x 15mm |
連続通信時間 | 8時間 |
バッテリー | 2,800mAh |
同時接続台数 | 最大5台 |
WLAN | IEEE 802.11 a/b/g/n |
「無制限プラン」の端末は「G3000」という端末になります。
WiFiO以外では、GWiFiというレンタルWiFiで使われている端末です。
国内向けのクラウドWiFiは「U2s」という端末が使われれることが多く、G3000を採用しているポケットWiFiは珍しいですね。
連続通信時間が8時間と短いですが、その分サイズが小さめでコンパクトになっています。
通信性能は「U2s」や「G4」など他のクラウドWiFiと変わりありません。
FS030W
製品名 | FS030W |
メーカー | 富士ソフト |
最大通信速度 | 下り150Mbps / 上り50Mbps |
重量 | 約128g |
サイズ | 74 x 74 x 17.3mm |
連続通信時間 | 20時間 |
バッテリー | 3,060mAh |
同時接続台数 | 最大15台 |
WLAN | IEEE 802.11 a/b/g/n/ac |
「容量無制限プラン」の端末は、富士ソフト社の「FS030W」です。
FS030Wはソフトバンク回線のレンタルWiFiでよく使われている端末で「FUJI WiFi」や「縛りなしWiFi」などに採用されています。
連続通信時間が20時間と非常に長いので、充電しなくても長時間使うことができます。
わたしも実際に使っていて、夜に充電を忘れたことがありましたが、翌日もバッテリー残量が残っているのでそのまま使うことができます。
最大通信速度は150Mbpsとあまり速くないですが、ネットの回線は実測値で10Mbps程度あれば快適に使えます。
実際に使ってみたところ特に不便を感じることはありませんでした。
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WiFiO(ワイファイオー)と他社との比較
WiFiO「無制限プラン」と「どこよりもWiFi」の比較
WiFiOの「無制限プラン(クラウドSIM)」と、他社のポケットWiFiを比較してみましょう。
比較するのは無制限プランと同じクラウドSIMを使った「どこよりもWiFi」です。
WiFiO | どこよりもWiFi | |
月間データ容量 | 無制限 | 無制限 |
初期費用 | 4,000円 | 3,000円 |
月額料金 | 0~3ヶ月め:3,680円 4ヶ月目以降:3,980円 |
3,380円 |
端末 | G3000 | U2s U3 |
最大通信速度 | 150Mbps | 150Mbps |
回線 | ドコモ、au、ソフトバンク | ドコモ、au、ソフトバンク |
契約期間 | 2年(自動更新) | 2年(自動更新) |
契約後の端末 | 返却要 | 返却要 |
2つのサービスの特徴をまとめると以下のことがわかります。
- 契約期間や通信速度は同じ
- 初期費用、月額料金はどこよりもWiFiの方が安い
- どこよりもWiFiは新端末「U3」が利用できる
どちらのポケットWiFiも契約期間や通信速度、利用できるエリアは同じです。
ただし初期費用、月額料金はどこよりもWiFiの方が安くなります。
また、どこよりもWiFiの端末「U3」の方は、同時接続台数や連続通信時間が「G3000」よりも高くなっています。
総合的に考えると料金が安く端末も新しいどこよりもWiFiの方がおすすめです。
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どこよりもWiFiの特徴や注意点を詳しく紹介!
「どこよりもWiFi」は月額3,180円で月100Gまで使えるポケットWiFiです。 クラウドSIMを使っているため複数の回線が利用可能で「U3」という最新端末が利用できる数少ないポケットWiFiです ...
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WiFiO(ワイファイオー)まとめ
- 500Gの大容量で使える
- 100Gプランは契約期間の縛りがない
- 初期費用、月額料金が高い
- 初月のオプション加入が必須
WiFiOは無制限プランで月500Gまで利用できる大容量のポケットWiFiです。
100Gプランなら契約期間の縛りがないのでいつでも解約できるのも良い点です。
ただし他社のポケットWiFiと比較した時にご案内したように料金があまり安くありません。
クーポンコードで事務手数料が無料になりますが、クーポン割引後も初期費用や月額料金が高く、WiFiOよりも料金が安いポケットWiFiが他にあるのでおすすめではありません。
通信費を節約したいと考えているなら、他社のポケットWiFiを選んだ方がお得でしょう。
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お得なポケットWiFiを探している方は、こちらの記事もあわせてご覧ください。
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