- WiMAXが圏外になって繋がらない時がある
- WiMAXが圏外になった時の対処方法を知りたい
- いきなり圏外になったけど壊れた?
WiMAXを使っていると、たまに圏外になったり繋がらなくなることがあります。
そのまま原因がわからずに放っておくと不便ですし、すぐに使えるようにしたいですよね。
WiMAXは圏外で繋がらなくなっても、対処方法さえ知っていれば簡単な方法ですぐに繫がるようになります。
この記事では、WiMAXが圏外になったり繋がらなくなる理由とその対処方法を詳しく紹介します。
WiMAXを利用していて圏外になってしまう方や繋がらなくなる方はぜひご覧ください。
この記事の目次
WiMAXが圏外になる理由と対策方法
WiMAXが圏外になる理由はいくつかありますが、大きく分けると以下の4つに分けられます。
- WiMAXのエリア外にいる
- WiFiの電波干渉が起こっている
- 通信障害が発生している
- 端末が故障している
WiMAXが繋がらなくなったら上の4点を確認してみましょう。
次からはWiMAXが圏外になる理由と対策方法を詳しく解説していきますね。
1.WiMAXのサービスエリア外にいる
WiMAXが圏外になる時はサービスエリア外の可能性があります。
まず最初にWiMAXのサービスエリア内か確認してみましょう。
WiMAXのサービスエリアは、UQ WiMAXの公式サイトから調べることが出来ます。
サービスエリアは、地図上から調べることもできますし「ピンポイントエリア判定」で、直接住所を入力して調べることもできます。
ピンポイントエリア判定は「◯」「△」「✕」の3つで判定されます。
「✕」の場合はエリア外なので利用できませんが、「◯」や「△」であれば利用できる可能性が高いです。
対策1:移動する
エリア判定が「◯」や「△」で繋がらない場合はルーターを持って移動してみましょう。
WiMAXは電波の特性上、障害物に弱く、エリア内であっても地下や室内で繋がりにくくなることがあります。
エリア内でも場所によっては電波が弱くなっていることがあります。
ルーターの画面でアンテナがしっかりと立っているか確認してみて、アンテナが3本たっていないなら少し移動してみましょう。
同じ部屋でも位置によっては電波が入るようになることもあります。
できるだけ障害物の少ない場所に移動して電波が回復するか試してみましょう。
対策2:ルーターを窓際に置く
自宅でホームルーターを使っている場合は、ルーターを窓の近くに置きましょう。
窓際の方が、WiMAXの電波を受信しやすいので繋がりやすくなります。
モバイルルーターを持ってカフェやレストランにいて圏外になるようなら、窓際の席に移動するだけで繫がるようになることも多いです。
対策3:LTEモードを利用する
WiMAXのエリア判定で「✕」だったり、移動しても電波が繋がらない時は「LTEモード」を使いましょう。
LTEモードはWiMAX回線に加えて「au LTE回線」が使えるようになるモードです。
- 通常モード(ハイスピードモード):WiMAX回線が使えるモード
- LTEモード(ハイスピードプラスエリアモード):WiMAX回線+au LTE回線が使えるモード
LTE回線はスマホと同じで電波が繋がりやすいので、WiMAXが繋がりにくい地下や室内でもWiFiが使えるようになります。
ただしLTEモードには「月7G以上使うと速度制限にかかる」というデメリットがあります。
使い放題のギガ放題プランでもこの速度制限にはかかるので使いすぎには注意しましょう。
LTEモードについては「ハイスピードプラスエリアモードとは?特徴や3つの注意点を解説!」でも詳しく解説しているので良かったら参考にしてください。
2.WiFiの電波干渉が起こっている
WiFiは電波干渉が起こっていると繋がらなくなります。
わたし達の周りには、WiMAXを始めとするポケットWiFiや自宅のWiFiルーター、カフェやコンビニの無料WiFiスポットなど多くのWiFiが使われています。
人が多い混在している場所だと電波が行き交うので、電波干渉が起こりやすく、通信ができなくなることがあります。
また一般的に使われている「2.4GHz」のWiFiは、WiFi以外にも、電子レンジやBluetooth、医療機器などに使われているため電波干渉が起こりやすくなります。
他の電波と干渉を起こすと、ノイズが発生して通信速度が遅くなったり、データが届かないため繋がらなくなることがあります。
対策1:ルーターを再起動する
WiFiの電波干渉が起こって繋がらない時は、一度ルーターの電源を切り再起動してみましょう。
ルーターは起動した時に干渉しない電波を自動で選んで通信を開始します。
ルーターを再起動すれば、起動した段階で干渉していないチャンネルを選んで通信してくれるので、電波が繫がるようになります。
バッファローなどの家庭用WiFiルーターが突然繋がらなくなった時に、再起動すると繫がるようになることがありますが、これも同じ理屈です。
対策2:WiFiを5GHzに変更する
WiFiを「5GHz」に変更することでWiFiの電波干渉を防ぐことが出来ます。
WiFiには大きく分けて「2.4GHz」と「5GHz」の周波数帯があります。
- 2.4GHz:障害物に強く届く距離が長いが、電波干渉が起こりやすい
- 5GHz:電波が強く電波干渉に強いが、届く距離が短い
ルーターは初期設定では「2.4GHz」に設定されていますが、WiFiやWiFi以外の電波でも使用しているので、電波干渉が起こりやすいです。
反対に5GHzはWiFi以外にはほとんど使われていないため、電波干渉に強いのが特徴です。
「5GHz」のほうが電波が強いので、通信が高速になるというメリットもあります。
電波干渉が起こっているようなら、WiFiを「5GHz」に切り替えてみましょう。
Wシリーズの5GHzの設定方法
「W06」などのWシリーズは「設定」→「通信設定」→「WiFi設定」から5GHzに変更できます。
WXシリーズの5GHzの設定方法
「WX05」などのWXシリーズは「設定」→「LAN側設定」→「Wi-Fi設定」から「5GHz(屋内)」または「5GHz(屋外)」を選択します。
屋内と屋外は、外に出る時は「屋外」を選びましょう。
「5GHz」は気象レーダーでも使われているため干渉しないために1分程度サーチが行われ、その後接続できるようになります。
3.通信障害で圏外になる
普段は繫がるのに突然圏外になり繋がらなくなってしまった場合は、WiMAXの基地局で通信障害が起こっている可能性があります。
通信障害はめったに起こりませんが、台風などの災害で基地局に異常が起こったりすれば発生する可能性があります。
対策:障害やメンテナンス情報を確認する
WiMAXの障害情報や復旧状況はUQ WiMAXの公式サイトから確認できます。
WiMAXが繋がらない時はお住まいの地域で障害が発生していないか一度確認してみるといいでしょう。
通信障害が起こってる場合は、こちらでできることはありません。
おとなしく復旧するまで待ちましょう。
4.端末が壊れている
いつも繫がるWiMAXエリア内で圏外になる場合、ルーターが故障している可能性があります。
上で紹介した方法をすべて試しても繋がらず、WiMAXの障害情報を確認しても、お住まいの地域に障害が発生していなければ、ルーターの故障を疑いましょう。
対策:端末を修理する
WiMAXルーターが故障している場合、端末の修理や交換をするしかありません。
WiMAXは保証オプションに加入していれば無料で修理交換をしてくれます。
また契約して1年以内であればメーカー保証がついているので自然故障であれば、無償で交換してくれます。
ただし水濡れでの故障など、原因が自然故障でない場合は費用がかかります。
自分の契約状況などがわからない方もいると思いますので、どういった修理対応になるかは、一度プロバイダのカスタマーセンターに電話して聞いてみましょう。
大手WiMAXプロバイダの連絡先一覧を表にまとめてみましたので、連絡する時の参考にしてください。
WiMAXプロバイダ | 連絡先 | 受付時間 |
UQ WiMAX | 0120-929-818 | 9:00~21:00(年中無休) |
GMOとくとくBB | 0570-045-109 | 10:00~19:00(平日) |
Broad WiMAX | 0120‐546‐376 | 11:00~18:00(日曜、年末年始除く) |
カシモWiMAX | 03-6693-0480 | 10:00~17:00(年末年始除く) |
BIGLOBE WiMAX | 0120-86-0962 03-6385-0962 |
9:00~18:00(年中無休) |
So-net WiMAX | 0120-80-7761 | 9:00~18:00(年始除く) |
@nifty WiMAX | 0570-03-2210 | 10:00~19:00(年中無休) |
DTI WiMAX | 0120-830-501 | 10:00~17:00(平日) |
WiMAXが圏外の理由と対策方法まとめ
WiMAXが圏外になったり繋がらなくなる理由は以下の4点です。
- WiMAXのエリア外にいる
- WiFiの電波干渉が起こっている
- 通信障害が発生している
- 端末が故障している
WiMAXが圏外になったり、繋がらなくなったら順番に確認してみましょう。
もし住んでいる地域でWiMAXが繋がりにくいようなら、WiMAX回線以外のポケットWiFiへの乗り換えも検討しましょう。
通信の安定性を求めるならLTE回線の「どんなときもWiFi」がおすすめです。
どんなときもWiFiは「ドコモ」「au」「ソフトバンク」のLTE回線が使えるので、どこでも繋がりやすいポケットWiFiです。
月額3,480円と格安で、速度制限がなく完全無制限で利用できるのも大きな特徴です。
WiMAXが繋がりにくいから乗り換えを考えているなら、おすすめのポケットWiFiですよ。