WiMAXは契約すると月額料金の他に「初期費用」がかかります。
初期費用は一律3,000円のプロバイダが多いですが、中には18,857円という高額な初期費用がかかるプロバイダもあるので注意が必要です。
この記事では、WiMAXの初期費用について詳しく解説しています。
WiMAXの初期費用について知りたい方はぜひご覧ください。
この記事の目次
WiMAXの初期費用の種類や金額について
WiMAXは月額料金の他に契約した時に「事務手数料」や「端末代金」などの初期費用がかかります。
初期費用は、初回の月額料金と同時に引き落とされるので、初期費用のことを考えていないと「初回の引き落とし金額が高い」と感じてしまうかもしれません。
ここではWiMAXの初期費用の種類や金額やついて解説します。
契約事務手数料
「契約事務手数料」は、WiMAXを契約した時に必ず発生する初期費用です。
WiMAXはどのプロバイダでも一律3,000円の契約事務手数料が発生します。
契約事務手数料は、ジムや習い事を始めた時にかかる入会金のようなイメージですね。
「GMOとくとくBB」や「Broad WiMAX」は「契約事務手数料」、「UQ WiMAX」は「登録料」とプロバイダによって呼び方は違いますが、すべて同じです。
契約事務手数料は、WiMAXを申し込んだ時に契約者の情報を登録するためにかかる人件費です。
そのため本家UQ WiMAXをはじめ、どのプロバイダを選んでも必ず発生する費用です。
端末代金
WiMAXを契約すると、利用するモバイルルーターを購入する端末代金が必要です。
モバイルルーターは最新機種だと20,000円程度と高額ですが、ほとんどのプロバイダは端末代金無料のキャンペーンを行っているので、実質無料でルーターを手に入れることができます。
WiMAX本家のUQ WiMAXは最新端末「W06」を3,800円で販売しているので、端末代金が無料の別のプロバイダを選ぶのがおすすめです。
解約時に端末代金がかかることもあるので注意
ただしプロバイダによっては初期費用で端末代金はかかりませんが、途中で解約すると端末代金を支払う必要があるケースもあります。
プロバイダによっては、月額料金に端末代金が含まれていることがあります。
契約しているうちは毎月端末代金が割引されているので端末代が実質無料になりますが、途中で解約してしまうと、残った端末代金を一括で支払う必要があります。
スマホの端末代金が毎月割引されて実質0円になるのと同じですね。
例えばBIGLOBE WiMAXは2年間、毎月800円を端末代として支払っていますが、割引で端末代金を相殺して実質無料にしています。
しかし2年以内に解約してしまうと割引がなくなってしまうため、残った端末代金を解約時に一括で支払う必要があります。
初期費用の端末代金は基本的には無料ですが、途中解約すると端末代金が発生するプロバイダもあるので注意しましょう。
WiMAXプロバイダの初期費用を比較
WiMAXプロバイダの初期費用をまとめてみました。
プロバイダ名 | 初期費用 |
UQ WiMAX | 登録料:3,000円 端末代金(W06):3,800円 |
GMOとくとくBB | 3,000円 |
Broad WiMAX | 契約事務手数料:3,000円 初期費用:18,857円 |
BIGLOBE WiMAX | 3,000円 |
So-net WiMAX | 3,000円 |
カシモWiMAX | 3,000円 |
DTI WiMAX | 3,000円 |
多くのプロバイダの初期費用は契約事務手数料の3,000円だけとなっています。
WiMAX本家のUQ WiMAXが初期費用3,000円なので、他のプロバイダも同じ料金であわせてあります。
ただし、Broad WiMAXだけ契約事務手数料3,000円に加えて、初期費用18,857円がかかります。
Broad WiMAXの初期費用は合計21,857円になので、他のWiMAXプロバイダに比べてかなり高額ですね。
Broad WiMAXの初期費用について
Broad WiMAXだけ初期費用が高いのには理由があります。
Broad WiMAXは月額料金が大幅になることで有名なWiMAXプロバイダですが、月額料金を安くするために、初期費用が高くなっているんです。
「月額料金が安くても初期費用が高いと意味がない」と思うかもしれませんが、Broad WiMAXは条件を満たせば初期費用を0円にすることができます。
初期費用が0円になれば、月額料金が割引になる分他社よりお得になります。
Broad WiMAXの初期費用を0円にする方法
Broad WiMAXの初期費用18,857円は「Web割キャンペーン」を利用すれば0円になります。
Web割キャンペーンの適応には3つの条件があります。
- Webから申し込みをする
- クレジットカードで申し込む
- 2つのオプションに初月加入する(翌月以降解約可能)
1.Webから申し込みをする
Broad WiMAXは電話と公式サイトから申し込むことができますが、初期費用を無料にするためにはWebから申し込むことが条件です。
「電話でスタッフの方と直接話をして申し込みたい」と思う方もいるかも知れませんが、電話だとキャンペーンが適応されないので、損をしてしまいます。
2.支払い方法をクレジットカードにする
2つ目のキャンペーン適応の条件は支払い方法をクレジットカードにすることです。
Broad WiMAXの支払い方法は「クレジットカード」と「口座振替」がありますが、クレジットカード払いにしないとキャンペーンが適応されません。
- クレジットカード:初期費用18,857円が無料
- 口座振替:初期費用18,857円がかかる
口座振替だとキャンペーンの適応が受けられず、初期費用18,857円を支払う必要があります。
初期費用が高いので、クレジットカードを使いたくない方やクレジットカードを持っていない方にはBroad WiMAXはおすすめできません。
WiMAXを口座振替にするなら「BIGLOBE WiMAX」を選ぶのが一番おすすめです。
WiMAXを口座振替で利用する時のおすすめのプロバイダは「WiMAXを口座振替、クレカなしで利用!プロバイダ3社を徹底比較!」で詳しく比較して解説しているので、よかったらご覧ください。
3.2つのオプションに加入する
3つ目の条件は「安心サポートプラス(月額550円)」と「My Broadサポート(月額907円)」の2つのオプションに加入することです。
オプション名 | 内容 |
安心サポートプラス(月額500円) | 端末が故障した時に修理、交換してくれるサービス 修理5,000円~、修理19,000円が無料になる。 |
My Broadサポート(月額907円) | 2ヶ月無料 PCサポートサービス、メールサービス、セキュリテイソフトがセットになったサービス |
「安心サポートプラス」は端末が故障した時に保障してくれるサービスです。
加入していると万が一端末が壊れた時に修理、交換費用が無料になります。
ただし紛失や盗難は対象外です。
ルーターは壊れにくいので個人的にはWiMAXの保障オプションは必要ないと考えていますが、端末が壊れるのが心配な方は加入しておいてもいいでしょう。
「My Broadサポート」は3つのサービスがセットになったサービスです。
- PCやプリンタの操作がわからない、トラブルが発生した時に対応してくれる
- Broadメールというメールが使えるようになる
- PCやAndroid端末にセキュリテイソフトをいれることができる(iPhoneは対象外)
基本的にはあまり必要が無いオプションですが、パソコンの操作に困ったりする方や、端末のセキュリテイを高めたい方は継続して加入してもいいかもしれません。
My Broadサポートは2ヶ月間無料で利用できます。
試しに使ってみt必要なければ解約するといいでしょう。
オプションをそのままにしておくと毎月月額料金が発生するので、必要ない方は2ヶ月目以降は解約してしまいましょう。
WiMAXの初期費用まとめ
- WiMAXは事務手数料3,000円がかかる
- ほとんどのプロバイダで端末代金は無料
- ただしUQ WiMAXは端末代金がかかる
- 途中解約すると端末代金がかかるプロバイダもあり
- Broad WiMAXは初期費用が高いが、キャンペーンで無料になる
WiMAXの初期費用について詳しく解説していきました。
WiMAXでは、月額料金の他に初期費用として「契約事務手数料」や「端末代金」がかかります。
事務手数料は一律3,000円ですが、それ以外に端末代金や初期費用がかかるプロバイダもあります。
Broad WiMAXは初期費用が高いですが、Web割キャンペーンを利用すれば初期費用が0円になります。
Broad WiMAXを利用する時は、キャンペーンを利用することを前提として申込みをしましょう。
無制限で利用できるおすすめのポケットWiFiは「無制限ポケットWiFiを比較!一番おすすめのサービスはここ!」でも詳しく解説しています。
無制限で使えるポケットWiFiを探している方はぜひご覧ください。