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hy-fi(ハイパーマルチWiFi)の特徴と注意点を解説!【手続きが面倒?】

hy-fi(ハイパーマルチWiFi)の特徴と注意点を解説!【手続きが面倒?】

注意

hy-fiは現在新規申込みを停止していて、サイトにアクセスできなくなっています。

新型コロナウィルスの影響で端末の在庫不足になり、多くの無制限ポケットWiFiは新規受付を停止しています。

すぐに申し込みできる無制限のポケットWiFiは「無制限ポケットWiFiを徹底比較!おすすめの格安WiFiはここ!【最新版】」でご案内しています。

よかったら参考にしてください。

hy-fi(ハイパーマルチWiFi)はクラウドSIMを使った最新のポケットWiFiです。

 

hy-fiは月額料金は3,280円と安いですが、手続きに少し面倒なところがあるポケットWiFiです。

この記事ではhy-fiの特徴や注意点を紹介しながら、おすすめのポケットWiFiか詳しく解説しています。

 

hy-fiについて詳しく知りたい方や、ポケットWiFi選びに悩んでいる方はぜひご覧ください。

hy-fi(ハイパーマルチWiFi)とは

hy-fi(ハイパーマルチWiFi)とは

hy-fi(ハイパーマルチWiFi)は「株式会社Twelve(トゥエルブ)」が新しく開始しポケットWiFiです。

クラウドSIMを使ったポケットWiFi(クラウドWiFi)で、複数の回線が使えたり、国内だけでなく海外でも利用できるといった特徴があります。

クラウドWiFiについては「クラウドWiFiとは?メリットや注意点をくわしく解説!」でも詳しく解説しているので良かったらご覧ください。

 

株式会社Twelveは2012年に設立した会社で「株式会社Wiz」の子会社になります。

株式会社WizはTwelveと同じようにポケットWiFiのサービスを提供していることから、問い合わせをした時は親会社のWizから返信がくることがあります。

hy-hi公式サイト

親会社の株式会社Wizも「どこよりもWiFi」というクラウドWiFiサービスを提供しています。

どこよりもWiFiは、月額3,180円で月100Gまで使えるポケットWiFiです。

どこよりもWiFiの特徴や注意点を詳しく紹介!

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hy-fi(ハイパーマルチWiFi)の料金プラン

hy-fi(ハイパーマルチWiFi)の料金プラン

hy-fi(ハイパーマルチWiFi)は「ライトプラン」と「スタンダードプラン」の2つの料金プランがあります。

ライトプラン スタンダードプラン
データ量 無制限 無制限
初期費用 3,000円 3,000円
初月 0円 日割り
月額料金 1ヶ月目:980円
2ヶ月目以降:3,280円
3,880円
端末 U2s G4
契約期間 2年 2年

どちらのプランも無制限で利用でき利用する回線やサービスエリアも全く同じです。

2つのプランはレンタルする「端末」だけ違います。

「U2s」にはディスプレイがついていませんが、「G4」にはディスプレイがあり地図アプリや翻訳機能を利用できます。

 

海外で使うことが多いなら「G4」がおすすめですが、国内で使うなら月額料金が安い「U2s」の料金プランがおすすめですね。

hy-fi(ハイパーマルチWiFi)の端末

hy-fi(ハイパーマルチWiFi)は、選んだプランによって利用する端末が変わります。

  • U2s:ライトプランの端末
  • G4:スタンダードプランの端末

それぞれの端末の特徴をご紹介します。

U2s

U2s(D1)

製品名 U2s
メーカー GlocalMe
最大通信速度 下り150Mbps / 上り50Mbps
重量 151g
サイズ 127 x 65.7 x 14.2mm
連続通信時間 12時間
バッテリー 3,500mAh
同時接続台数 最大5台
WLAN IEEE 802.11 b/g/n

「U2s」はGlocalMe(グローカルミー)が2018年に発売したクラウドSIM搭載のモバイルルーターで「U2」の後継機です。

hy-fiの「ライトプラン(月額3,280円)」を選んだときは、こちらの端末になります。

 

U2sはクラウドWiFiで最も多く使われているモバイルルーターで、クラウドWiFiの定番モデルです。

通信速度150Mbpsとあまり速くはありませんが、クラウドSIMがあるので複数の回線を利用できます。

 

ディスプレイなどは一切ないシンプルな端末で、正面にある4つのランプの点灯で状態を確認します。

細かい設定などは、スマホやPCからルーターにアクセスすれば可能です。

G4

G4

製品名 G4
メーカー GlocalMe
最大通信速度 下り150Mbps / 上り50Mbps
重量 188g
サイズ 136 × 72.2 × 12 mm
連続通信時間 12時間
バッテリー 3,900mAh
同時接続台数 最大5台
WLAN IEEE 802.11 b/g/n

「G4」は「スタンダードプラン(月額3,880円)」を選んだときの端末です。

U2sと同じくGlocalMe(グローカルミー)のクラウドSIMを使った端末になります。

 

どんなときもWiFi」の登場以降クラウドWiFiのサービスは増えましたが、U2sに比べてG4を扱っているクラウドWiFiはまだまだ数が少ないです。

hy-fi以外に「G4」の取り扱いがあるクラウドWiFiは「MUGEN WiFi」や「ギガWiFi」があります。

 

G4はU2s とは違いディスプレイがついているのが大きな特徴です。

ディスプレイがあるのでバッテリー残量や接続状況、通信データ量などを簡単に確認できます。

また翻訳機能があり、地図アプリ(グーグルマップ)も内蔵されているので、海外旅行の時に役立ちます。

モバイルバッテリーのようにスマホに給電もできる機能があり、スマホの電源が切れそうなときに充電することも可能です。

 

地図アプリやスマホの給電などの便利な機能はついていますが、通信速度や連続通信時間などモバイルルーターに重要な性能は「U2s」と違いはありません。

翻訳アプリなどは国内だとほぼ使うことがないので、海外旅行や海外出張などで海外に行く機会が多い方向けの端末といえるでしょう。

hy-fi(ハイパーマルチWiFi)の特徴

  • 完全無制限で使える
  • 口座振替で支払いできる
  • 海外でもそのまま利用できる
  • 地図アプリや翻訳機能が使える

完全無制限で使える

hy-fi(ハイパーマルチWiFi)は、クラウドSIMを使っているのでデータ量を気にすることなく完全無制限で使うことができます。

多くのポケットWiFiはデータ量の上限があったり、無制限であっても短期の速度制限があります。

また「短期の速度制限がなく無制限で使える」といっているポケットWiFiは、SIMにデータ量の上限がなくも回線側の判断で速度制限にかけられる可能性があるので、実際は使いすぎると速度制限にかかることが多いです。

レンタルWiFiの「SAKURAWiFi」などがこのタイプのポケットWiFiですね。

 

このように一般的なポケットWiFiは、回線側の速度制限を回避することができません。

しかしクラウドSIMは、SIMデータを書き換えて複数のSIMを使うことができるので、回線側の速度制限を回避することができます。

クラウドSIMを使ったポケットWiFiは完全無制限で使うことができ短期の速度制限がないので、データ通信量の多いヘビーユーザーの方におすすめです。

注意

hy-fiは無制限といっていますが、実際は「月150G」を超えると速度制限にかかることが判明しました。

ほとんどの人は月150Gも使わないので「無制限」といっているようです。

そのため月150G以上使う方は別のポケットWiFiを使いましょう。

口座振替で支払いできる

hy-fi(ハイパーマルチWiFi)のライトプランは、クレジットカード以外に口座振替で支払いができます。

ポケットWiFiは支払いがクレジットカードのみのサービスが多く、口座振替ができるポケットWiFiはあまりありません。

 

ただし口座振替だと月額3,980円とクレジットカード払いよりも月額料金が700円高くなります。

支払い方法 月額料金
クレジットカード 3,280円
口座振替 3,980円

クレジットカード払いより月額料金が高くなるので、クレジットカードを持っている方は口座振替でなくクレジットカードで支払ったほうがお得です。

海外でもそのまま利用できる

海外でもそのまま利用できる

hy-fi(ハイパーマルチWiFi)はクラウドSIMを利用しているので、端末を海外に持っていけば手続きなしでそのままインターネットを使うことができます。

海外で利用できる国も135カ国と多いので、よほどマイナーな国に行かない限りは利用できます。

 

1日あたり750円で500MBまで利用でき、500MBを超えると384Kbpsに速度制限されます。

 

クラウドWiFiは海外で利用する場合「1日1GB」のサービスが多いです。

hy-fiは1日500MBまでなので、利用できるデータ量は他のクラウドWiFiよりも少ないです。

そのかわり1日あたりの料金が他社より安く、どの国でも一律750円で使えるのが特徴ですね。

 

海外利用すると1日毎に料金はかかりますが、キャリアの海外ローミングよりははるかに安く、海外向けのレンタルWiFiのように手続きがいりません。

短期の海外旅行や出張の際に役立ちますね。

地図アプリや翻訳アプリが使える

スタンダードプランの端末「G4」には地図アプリ(グーグルマップ)や旅行アプリが内蔵されています。

もし旅行中にスマホの電源が切れてしまっても、端末に地図アプリがあれば目的地までの道を調べることができるため、バックアップとして便利です。

 

22カ国に対応した翻訳機能もついているので、現地の言葉が話せないときや言葉が通じないときにも役に立ちます。

わたしも経験がありますが、ヨーロッパでも田舎だと英語が通じないことも結構あります。

道に迷って人に尋ねるときなどに翻訳機能を使うといいでしょう。

 

実際に使う機会を使うことがなくても、語学に不安がある時は翻訳機能があるだけで安心できます。

いってみればもしもの時のお守りですね。

海外でそのままインターネットが使えますし、海外で役立つ機能がそろっているので「G4」は、海外に行く機会が多い方にはおすすめです。

hy-fi(ハイパーマルチWiFi)の注意点

  • 端末を紛失した時の違約金が高い
  • 公式サイトから直接申し込みができない

端末紛失時の金額が高い

hy-fi(ハイパーマルチWiFi)は、端末を紛失すると28,000円の高額な違約金が発生します。

また端末の液晶が割れてしまった場合も18,000円の違約金が発生します。

 

hy-fi(ハイパーマルチWiFi)には月額400円の保証オプションがあるので、液晶割れなど端末の故障が心配な人は加入しておくといいでしょう。

ただし保証オプションで保証されるのは「端末の故障」だけで「紛失」は保証対象外です。

 

オプションに加入していても端末を紛失すると28,000円の違約金が発生するので、紛失や盗難には注意が必要です。

特に日本よりも治安が悪い国に旅行に行く時は端末の紛失、盗難に気をつけたほうがいいでしょう。

公式サイトから直接申込みできない

現状hy-fi(ハイパーマルチWiFi)は、Webサイトから直接申し込みができません。

Webから申し込む時は一度公式サイトから問い合わせをして、メールの返事が返ってくるのを待つ必要があるため手続きが少し面倒です。

 

他のポケットWiFiは、公式サイトからそのまま申し込みができるのが一般的です。

サイトの準備が整っていないのかもしれませんが、なぜ公式サイトから直接申し込みができないのか不思議です。

Webからの申込みは時間がかかるので、すぐにポケットWiFiを利用したい方は電話やLINEで問い合わせしたほうがいいですね。

hy-fi(ハイパーマルチWiFi)と他社との比較

hy-fi(ハイパーマルチWiFi)の特徴や注意点を詳しく解説していきました。

ここまでで、hy-fiのメリットやデメリットを理解していただけたと思います。

 

次にhy-fiがお得かどうか他社のポケットWiFiと詳しく比較してみましょう。

比較するのは、hy-fiとサービス内容が近いクラウドWiFiの「Mugen WiFi」です。

Mugen WiFiは、hy-hiと同じように2つのプランがあり「G4」が利用できる数少ないポケットWiFiです。

 

2つのポケットWiFiを比較すると以下のようになります。

hy-fi Mugen WiFi
月間データ容量 無制限
※実際は月150Gまで
無制限
初期費用 3,000円 3,000円
月額料金 ライトプラン:3,280円(利用開始月無料、1ヶ月目:980円
スタンダードプラン:3,880円
格安プラン:3,280円
アドバンスドプラン:3,880円
端末 ライトプラン:U2s
スタンダードプラン:G4
格安プラン:U2s
アドバンスドプラン:G4
最大通信速度 150Mbps 150Mbps
回線 ドコモ、au、ソフトバンク ドコモ、au、ソフトバンク
契約期間 2年(自動更新) 2年(更新なし
端末 返却要 返却不要(2年目以降)

2つのポケットWiFIを比較したポイントをまとめると以下のとおりになります。

  • 月額料金、利用できる端末や回線は同じ
  • 合計費用はhy-fiが少し安い
  • Mugen WiFiは2年利用すると端末が手に入る
  • Mugen WiFiは2年目以降いつでも解約できる

2つのポケットWiFiは月額料金や端末、通信速度、利用できる回線などに違いはありません。

どちらも「U2s」と「G4」が使えるプランがあり、月額料金も全く同じです。

 

hy-fiは初月と1ヶ月目に割引があるので、総合的な料金はMugen WiFiより少し安くなります。

 

ただしMugen WiFiには2年利用すると端末の返却が不要になり端末が手に入るというメリットがあります。

残った端末はSIMフリーのモバイルルーターとして使うことができるので、モバイルルーターが欲しいならMugen WiFiのほうがお得といえます。

またMugen WiFiは、2年使えば契約期間の縛りがなくなるので2年目以降はいつでも解約できるというメリットがあります。

 

2つのサービスの大きな違いはMugen WiFiが無制限なのに対して、hy-fiは月150Gを超えると速度制限にかかる点です。

そのため月150G以上使う方はMugen WiFiを選んだほうがいいでしょう。

Mugen WiFi公式サイトをみてみる

hy-fi(ハイパーマルチWiFi)まとめ

  • クラウドSIMを使ったクラウドWiFi
  • 初月無料、1ヶ月目980円で利用できる
  • G4の端末が利用できる
  • 実際は月150Gで速度制限にかかる
  • 申込みがWebサイトで簡単にできない

hy-fi(ハイパーマルチWiFi)のライトプランは月額3,280円で、利用開始月無料、1ヶ月目は980円で利用できます。

もともと月額料金が安い上に割引があるので、2年間の合計料金が安くなるのは良い点ですね。

また「G4」の端末が使える数少ないクラウドWiFiでもあります。

hy-hi公式サイトをみてみる

ただし申込みがWebサイトで完結しないなど少し面倒な点があるのがネックになります。

 

同じクラウドWiFiでも、Mugen WiFiは「無制限で使える」「端末が手にはいる」「30日返金保証がある」「2年目以降はいつでも解約できる」といったメリットがあります。

「hy-fi」よりも「Mugen WiFi」のほうが総合的にはおすすめです。

Mugen WiFi公式サイトをみてみる

無制限のポケットWiFiは「無制限ポケットWiFiを徹底比較!おすすめの格安WiFiはここ!【2020年最新版】」でも詳しく解説しています。

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