「クラウドWiFi東京」はクラウドSIMを使ったポケットWiFiです。
月額3,380円で契約期間なし、無制限で使えるのでおすすめできるポケットWiFiです。
この記事で「クラウドWiFi東京」の特徴や注意点を詳しく解説しています。
他社のポケットWiFiとの比較もしているので、無制限のポケットWiFiを探してる方はぜひご覧ください。
ポイント
新型コロナウィルスの影響で端末の在庫不足が発生し、多くのポケットWiFiは新規受付を停止しています。
クラウドWiFi東京も長い間、新規受付を停止していましたが「中古端末の注文のみ」受付を再開しました。
新品端末の入荷は未定で中古端末も在庫数に限りがあるため、ポケットWiFiが必要な方は早めの申込をおすすめします。
この記事の目次
クラウドWiFi東京とは
「クラウドWiFi東京」は、2019年11月にサービスを開始したポケットWiFiです。
名前の通り、次世代技術「クラウドSIM」を使った端末を利用していて1つの端末で複数の回線を使うことができます。
クラウドSIMを使ったポケットWiFi(クラウドWiFi)は、他に「どんなときもWiFi」や「Mugen WiFi」などがあります。
クラウドWiFi東京は、月額3,380円で無制限で利用でき、契約期間の縛りがないのが大きな特徴です。
契約期間の縛りがない無制限のポケットWiFiを探している人におすすめできます。
運営会社のニッチカンパニーは通信機器や回線の販売を行っている会社です。
もともと「WiFi東京」というレンタルWiFiを運営しているため、そのノウハウを活かして新しくクラウドWiFiサービスを開始したようですね。
クラウドWiFi東京の料金プラン
クラウドWi-Fiの料金プランは1種類のみで、月額3,380円で無制限で利用できます。
クラウドWi-Fi | |
データ量 | 無制限 |
初期費用 | 3,800円 |
月額料金 | 3,380円 |
契約期間 | なし |
月額料金も安いですし契約期間の縛りがないのでいつでも解約できます。
クラウドWiFi東京の端末「GlocalMe U2s」
製品名 | U2s |
メーカー | GlocalMe |
最大通信速度 | 下り150Mbps / 上り50Mbps |
重量 | 151g |
サイズ | 127 x 65.7 x 14.2mm |
連続通信時間 | 12時間 |
バッテリー | 3,500mAh |
同時接続台数 | 最大5台 |
WLAN | IEEE 802.11 b/g/n |
「U2s」はGlocalMe(グローカルミー)が2018年に発売したクラウドSIM搭載のモバイルルーターで「U2」の後継機です。
「どんなときもWiFi」をはじめ多くのクラウドWiFiで利用されている端末で、クラウドWiFiの定番モデルです。
他社での利用実績が豊富なので安心して利用できる端末です。
家庭用のホームルーターのようにディスプレイがついていないシンプルな端末で、正面のランプ状態からルーターの状態を確認します。
ディスプレイがないので詳しいバッテリー残量をすぐに確認できませんが、スマホやパソコンでルーターにアクセスすればバッテリー残量やデータ使用量を細かく確認することができます。
最大通信速度は150Mbpsとあまり速くはありませんが、シンプルで操作も簡単なので使いやすい端末です。
クラウドWiFi東京の特徴、メリット
- 完全無制限で使える
- 契約期間の縛りがない
- 月額3,380円と安い
- 3つのキャリア回線が利用できる
- 海外でも利用できる
- 即日発送に対応
- 店舗受取りが可能
完全無制限で使える
クラウドWiFi東京は完全無制限で使えるポケットWiFiです。
従来のポケットWiFiは無制限プランでも短期の速度制限があったり使いすぎると速度制限になることがほとんどです。
- 縛りなしWiFi、SPACEWiFi:1日2Gを超えると速度制限
- WiMAX、ワイモバイル:3日間で10Gを超えると速度制限
- SAKURAWiFi:使いすぎると速度制限
SAKURAWiFiは、無制限で短期の速度制限もありませんが、実際は使いすぎると回線側の判断で速度制限にかけられます。
対してクラウドWiFi東京は「クラウドSIM」を利用しているので、SIMデータを端末の中ではなく、クラウドサーバー上で管理しています。
そのため速度制限にかかりそうになったらSIMデータを書き換えることで、速度制限を回避することができます。
公式サイトには「短期間で膨大なデータ量の消費または、異常な通信量とみなされた場合、速度制限がかかる事がある」と書かれていますが1日100G程度なら速度制限にかかることはありません。
個人が使用する程度のデータ量であれば完全無制限で使うことができます。
契約期間の縛りがない
「クラウドWiFi東京」の最大の特徴は契約期間の縛りがなくいつでも解約できる点です。
他社のクラウドSIMを使ったポケットWiFi(クラウドWiFi)はどれも2年間の契約期間があります。
契約期間 | |
クラウドWi-Fi | なし |
どんなときもWiFi | 2年 |
よくばりWiFi | 2年 |
めっちゃWiFi | 2年 |
限界突破WiFi | 2年 |
hi-ho GoGo WiFi | 2年 |
一応、今までも契約期間のないクラウドSIMを使ったプランは「NOZOMI WiFi」と「FUJI WiFi」にありました。
ただこの2つは月額料金が高めなので、あまり注目されていませんでした。
その点月額3,350円で利用できるクラウドWiFi東京は使い勝手が非常にいいです。
契約期間のあるポケットWiFiiは、途中で解約すると解約違約金が発生してしまいます。
クラウドWIFi東京は契約期間の縛りがないので解約金を支払う必要がなくいつでも好きな時に解約することができます。
クラウドWi-Fiは契約期間の縛りがなく、短期の利用がしやすいです。
契約期間に縛られたくない方や2年以内の利用を考えている方におすすめです。
月額料金が3,380円と安い
クラウドWiFi東京は月額料金が3,350円と安いです。
契約期間の縛りがないクラウドSIMを使ったポケットWiFiは他にもありますが月額4,000円程度はかかります。
ポケットWiFi | 月額料金 |
クラウドWiFi東京 | 3,380円 |
FUJI WiFi | 3,980円 |
NOZOMI WiFI | 4,480円 |
クラウドWiFi東京は契約期間のない他社のクラウドSIMプランと比較すると一番月額料金が安いです。
月額3,500円以下で契約機関の縛りもなく完全無制限で使えるのでお得ですね。
3つのキャリア回線が利用できる
クラウドWiFi東京は、SIMデータをクラウドサーバーで管理しているため複数の回線を利用できます。
国内では「ドコモ」「au」「ソフトバンク」の3つのモバイル回線に対応しています。
大手キャリアのモバイル回線は、エリアカバー率99%を超えているのでどこでも繋がりやすいです。
利用するエリアの電波強度や電波状態によって自動的に適切な回線が選ばれます。
クラウドWiFiは、実際はソフトバンク回線に繋がることが多いようです。
ただし他の回線も使えるのでソフトバンク回線しか使えないポケットWiFiよりエリアが広いと言えます。
海外でも利用できる
クラウドWiFi東京の端末はクラウドSIMを使って回線を切り替えることができるので、海外でもそのままインターネットが利用できます。
海外向けのレンタルWiFiのような手続き不要なので、短期の海外旅行や出張の際に便利です。
海外の利用する場合、料金は1日ごとにかかり1日1Gまで利用できます。
1日1Gを超えると356Kbpsの速度制限にかかります。
海外でインターネットを使う時は、地図アプリで目的地を確認したり調べ物をすることが多いので1日1Gあれば十分です。
料金は「1日あたり700円」から利用できます。
利用する国によって料金が細かく違うので、海外での料金の詳細はクラウドWiFi東京の公式サイトから確認してみてください。
即日発送に対応
クラウドWiFi東京は「平日14時まで」の申込みなら即日発送に対応しています。
ポケットWiFi | 端末発送日 |
クラウドWiFi東京 | 即日発送 ※平日14時まで |
めっちゃWiFi | 3営業日前後 |
hi-ho GoGo Wi-Fi | 最短3日前後で到着 |
すぐに端末を発送してくれるので、引っ越しなどで忙しい時やすぐにポケットWiFiを使いたい時に便利ですね。
ただし、クラウドWiFi東京の端末発送は土日祝日には行っていません。
休日に申し込んだ時は、翌営業日の発送となります。
店舗受取りにも対応
クラウドWiFi東京は新宿に店舗があり、店舗での端末受け取りが可能です。
店舗受け取りなら最短当日受取が可能です。
クラウドWiFi東京の店舗情報
- 名称:WiFi東京レンタルショップ
- 住所:東京都新宿区 西新宿7-18-19 新宿税理士ビル第二別館佐竹ビル2F
- 営業時間:平日10時~18時
店舗では端末受け取りのみで、直接申し込みは行っていません。
最初に公式サイトから申込みをしてから店舗に端末の受け取りに行きましょう。
クラウドWi-Fiの注意点、デメリット
- 初期費用が3,800円と少し高い
- 端末を返却する必要がある
初期費用が3,800円と少し高い
クラウドWiFi東京は初期費用として事務手数料が3,800円かかります。
ポケットWiFiの初期費用は3,000円のサービスが多いので、比較すると少し料金は高めです。
ポケットWiFi | 初期費用 |
クラウドWiFi東京 | 3,800円 |
どんなときもWiFi | 3,000円 |
Mugen WiFi | 3,000円 |
ただし800円の違いなので大きな金額ではありません。
そこまで気にする必要はないでしょう。
端末を返却する必要がある
クラウドWiFi東京は端末をレンタルして使うため解約後は端末の返却が必要です。
レンタルではない他社のクラウドWiFiは、解約後に端末が無料で手に入ります。
ポケットWiFi | 解約後の端末 |
クラウドWiFi東京 | 返却 |
Mugen WiFi | 無料プレゼント(2年以内なら返却) |
限界突破WiFi | 無料プレゼント |
hi-ho GoGo Wi-Fi | 無料プレゼント |
Mugen WiFiだけ少し特殊で2年以内なら端末を返却する必要がありますが2年を過ぎると端末の返却が不要になります。
契約期間の縛りがないレンタルWiFiは基本的に端末の返却が必要です。
クラウドWiFi東京は契約期間の縛りがないサービスなので端末が手に入らないのは仕方ないことです。
手元に残った端末はSIMフリーモバイルルーターとして、他社のSIMプランで使うことができます。
契約終了後にモバイルルーターが欲しい方は、端末が手に入る他社のポケットWiFiを選びましょう。
クラウドWiFi東京と他社ポケットWiFiの比較
ここまででクラウドWiFi東京の特徴を理解して頂けたと思います。
次にクラウドWiFi東京と他社のポケットWiFiを比較してみましょう。
比較するのは「クラウドWiFi東京」と同じクラウドWiFiの「Mugen WiFi」です。
クラウドWiFi東京 | Mugen WiFi | |
月間データ容量 | 無制限 | 無制限 |
初期費用 | 3,800円 | 3,000円 |
月額料金 | 3,380円 | 格安プラン:3,280円 アドバンスドプラン:3,880円 |
端末 | U2s | 格安プラン:U2s アドバンスドプラン:G4 |
最大通信速度 | 150Mbps | 150Mbps |
回線 | ドコモ、au、ソフトバンク | ドコモ、au、ソフトバンク |
契約期間 | なし | 2年(更新なし) |
契約後の端末 | 返却要 | 返却不要(2年目以降) |
同じクラウドSIMを使ったポケットWiFiなので、通信速度や利用できる回線、エリアなどに違いはありません。
料金はMugen WiFiの「格安プラン」の方が初期費用、月額料金ともに安くなります。
サービス名 | 2年間の合計料金 |
クラウドWiFi東京 | 84,920円 |
Mugen WiFi | 81,720円 |
そのため2年間の合計費用を比べるとMugen WiFiの方が3,200円安くなります。
またクラウドWiFi東京はレンタルなので端末を返却する必要がありますが、Mugen WiFiは2年目以降に解約すれば端末が手に入るというメリットがあります。
クラウドWiFi東京の最大の特徴は「契約期間の縛りがない」ことです。
Mugen WiFiは2年間の契約期間があるので、期間内に解約すると違約金が発生しますがクラウドWiFi東京はいつでも解約することができます。
Mugen WiFiの解約金は「1年目は9,000円」、「2年目は5,000円」かかるので、2年以内に解約するならクラウドWiFi東京の方が料金が安くなります。
以上のことから2年以上利用するなら「Mugen WiFi」2年以内の利用なら「クラウドWiFi東京」がおすすめです。
クラウドWiFi東京まとめ
- 複数の回線が使えるクラウドWiFi
- 月額3,380円で完全無制限
- 契約期間の縛りがない
クラウドWiFi東京は、月額3,380円で完全無制限で使えるポケットWiFiです。
クラウドWiFiはどれも2年間の契約期間がありますが、クラウドWiFi東京は契約期間の縛りがないのが大きな特徴です。
契約期間がないので2年以内の利用を考えている方や契約期間の縛りがないポケットWiFiを探している方におすすめです。
どんなときもWiFiの登場以降クラウドSIMを使ったポケットWiFiサービス(クラウドWiFi)が増えています。
クラウドWiFiの比較やおすすめサービスの紹介は「クラウドWiFiを徹底比較!一番おすすめはこれ!【最新版】」でも詳しく紹介しています。
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