限界突破WiFiが気になっていませんか?
限界突破WiFiは月額3,500円で利用できる完全無制限のポケットWiFiです。
この記事では「限界突破WiFi」の特徴や注意点などを詳しく解説しています。
限界突破WiFiが気になっている方や無制限のポケットWiFiを探している方はぜひご覧ください。
注意
限界突破WiFiはコロナウィルスの影響による端末の在庫不足のため4月より新規受付を停止しています。
すぐにポケットWiFiが必要な方はまだ申し込みできる別のポケットWiFiを申し込みしましょう。
今申し込むなら月額料金3,250円と限界突破WiFiより安い「ポケットモバイルCloud」がおすすめです。
現在、申し込みできる端末については「クラウドWiFiを徹底比較!一番おすすめはこれ!【最新版】」でも紹介しているので参考にしてください。
この記事の目次
限界突破WiFiとは
「限界突破WiFi」はエックスモバイル株式会社が2019年10月にサービスを開始したポケットWiFiです。
ポケットWiFiのサービス内容としては非常に明快で、月額3,500円で無制限で利用できるポケットWiFiになります。
無制限で利用できるポケットWiFiとして話題になった「どんなときもWiFi」と同じくクラウドSIMを使っています。
イメージキャラクターは演歌歌手で有名な氷川きよしさんです。
「限界突破WiFi」という一度聞いたら忘れられない独特のネーミングや、一見IT系やポケットWiFiとは無縁にみえる演歌歌手をプロモーションに起用するなど、インパクトの強い攻めたプロモーションを行っているポケットWiFiです。
エックスモバイル株式会社は、格安SIMの「X-mobile」を展開している会社で、振り込め詐欺対策用の電話「すごい電話」のイメージキャラクターとして氷川きよしさんを起用していました。
すごい電話は高齢者向けのサービスなので、高齢者に人気の高い氷川きよしさんがイメージキャラクターになるのは自然な流れですね。
会社のサービスとして統一感を持たせるために、「限界突破WiFi」もすごい電話と同じ氷川きよしさんがイメージキャラクターとして起用されたのでしょう。
限界突破WiFiの料金プラン
限界突破WiFiの料金プランは、月額3,500円で無制限で使えるプラン1種類だけです。
料金プラン | |
データ量 | 無制限 |
初期費用 | 無料 |
月額料金 | 3,500円 |
契約期間 | 2年 |
初期費用もかからないですし月額料金も一律3,500円で変わらないので、非常にわかりやすい料金体系ですね。
契約期間は2年間となっています。
これは「どんなときもWiFi」など他社のクラウドSIMを使ったポケットWiFiと同じですね。
限界突破WiFiの特徴
- 完全無制限で使える
- 月額3,500円で利用できる
- 事務手数料が無料
- 3つの回線が利用できる
- 海外でもそのまま利用できる
- ルーターで地図アプリや旅行アプリが使える
- 契約更新月が長いので解約しやすい
完全無制限で使える
限界突破WiFiは「完全無制限」で利用できます。
多くのポケットWiFiは月のデータ量に上限があったり「1日2~3Gまで」「3日間で10Gまで」といった短期の速度制限があります。
また無制限で使えるといわれているポケットWiFiも、実際は月100Gを超えたあたりで速度制限にかかるケースが多いです。
これはSIMのデータ量に制限がなくても、利用している回線側の判断で速度制限をかけるためです。
限界突破WiFiは「クラウドSIM」を使用して自動でSIMデータを入れ替えることができるので、回線側の速度制限を回避することができます。
完全無制限でデータ量を気にせずにインターネットが利用できるので、複数の端末で同時にインターネットを使いたい方や大容量で使いたい方におすすめです。
月額3,500円で利用できる
限界突破WiFiは月額料金3,500円で無制限で利用できます。
無制限のポケットWiFiは3,680円のサービスが多いので、比較すると月額料金は安めですね。
ポケットWiFi | 月額料金 |
限界突破WiFi | 3,500円 |
SAKURAWiFi | 3,680円 |
SPACEWiFi | 3,680円 |
年数が経過しても料金が変わらないのでシンプルでわかりやすい料金体系になっています。
事務手数料が無料
限界突破WiFiは初期費用が無料で利用です。
多くのポケットWiFiは初期費用として事務手数料3,000~4,000円がかかることが多いです。
ポケットWiFi | 初期費用 |
限界突破WiFi | 無料 |
どんなときもWiFi | 3,000円 |
FUJI WiFi | 3,000円 |
限界突破WiFiは初期費用がかからないので、月額料金だけ支払えばOKです。
契約した時の負担が少なくなるのはうれしいですね。
3つの回線が利用できる
限界突破WiFiはクラウドSIMによって大手携帯会社「ドコモ」「au」「ソフトバンク」の3つの回線を利用できます。
従来のポケットWiFiはSIMカードに対応している1つのキャリアしか利用できません。
限界突破WiFiはソフトバンク回線につながることが多いようですが、クラウドSIMであれば複数の回線を使えるので、1つの回線では繋がりにくいエリアでも通信の安定性が増し、繋がりやすくなります。
回線の選択は手動ではなく、利用するエリアによって自動的に最適な回線が自動的に選ばれる仕組みとなっています。
海外でもそのまま利用できる
限界突破WiFiのルーターは、手続き不要でそのまま海外でも利用できます。
これはクラウドSIMを利用しているおかげで、アメリカにいけばアメリカのSIMに、ヨーロッパに行けばヨーロッパで利用できるSIMに自動的にデータを入れ替えてくれるためです。
キャリアの海外ローミングよりも料金が安く、レンタルWiFiのようなレンタルする手間が省けるので、短期の旅行や出張に行く時に役立ちます。
現在は海外107カ国に対応していて、それぞれ「300M/1日」「1G/7日」「3G/30日」のプランがあります。
料金プランが国によって細かく違っているので、詳細が気になる方は公式サイトをチェックしてみてください。
ルーターで地図アプリや旅行アプリが使える
限界突破WiFiの端末「jetfon P6」はスマホ型のモバイルルーターで、ディスプレイが5.7インチのタッチパネルになっていてスマートフォンと同じように操作することができます。
さらにルーター自体に地図アプリや旅行アプリが内蔵されているため、スマホを使わなくてもルーターだけで旅行先の情報を調べたり地図の代わりとして使うことができます。
スマホのバッテリーを節約したい時や、電源が切れてしまった時にかわりに地図を利用したりできるので、旅行中に便利ですね。
操作の方法もスマホと同じなので、普段からスマホを使っている人なら簡単に操作できます。
実店舗がある
限界突破WiFiを運営するエックスモバイルは、「X-mobile」という格安SIMを展開していて日本全国に実店舗があります。
限界突破WiFiも同じ会社のサービスなので、X-mobileの店舗にいけばサポートを受けられます。
ポケットWiFiは大手を除けば、経費を抑えるためにWeb上だけで展開しているサービスがほとんどです。
最近はクラウドWiFiのポケットWiFiも増えてきましたが、実店舗があるサービスは非常に珍しいですね。
わからないことや不明な点があった時に実店舗でスタッフに直接話を聞きたい方もいるかと思います。
そういった方には実店舗がある限界突破WiFiは安心して利用できます。
端末が手に入る
限界突破WiFiは契約期間が終了すれば端末は自分のものになります。
クラウドSIMを使ったポケットWiFiは端末はレンタルする事が多く、契約終了後に端末を返却しないといけないサービスが多いです。
契約終了後の端末 | |
限界突破WiFi | 無料プレゼント |
どんなときもWiFi | 返却(レンタル) |
よくばりWiFi | 返却(レンタル) |
限界突破WiFiは端末が手に入るので返却手続きが不要なので、手間が省けますし送料の負担も必要ありません。
また、手元に残った端末はその後、SIMフリーのモバイルルーターとして使うことができます。
契約更新月が長いので解約しやすい
ポケットWiFiは契約期間が終わった後に解約金のかからない「契約更新月」があり、その期間に解約すれば違約金がかかりません。
契約更新月は1ヶ月だけのポケットWiFiが多いですが、限界突破WiFiは契約更新月が3ヶ月と長くなっています。
限界突破WiFiの解約金
- 1~24ヶ月:18,000円
- 25~27ヶ月目(契約更新月):0円
- 28~36ヶ月:5,000円
契約更新月に解約しないと契約が自動更新となってしまいますが、限界突破WiFiは契約更新付きが3ヶ月と長いので、従来のポケットWiFiに比べて解約しやすくなっています。
ポケットWiFi | 契約更新月 |
限界突破WiFi | 3ヶ月 |
どんなときもWiFi | 1ヶ月 |
hi-ho GoGo WiFi | 1ヶ月 |
また契約期間が初回は2年契約ですが、その後は契約期間が1年毎になります。
3ヶ月の契約更新月があるので、2年目以降は実質9ヶ月しか解約金が発生する期間がありません。
限界突破WiFiは「契約更新月が3ヶ月ある」、「2年目以降は1年毎の契約」なので、従来の契約期間のあるポケットWiFiよりも解約しやすくなっています。
限界突破WiFiの注意点
端末の評判が悪い
限界突破WiFiの端末は、グローカルミーの「jetfon P6」を使用しています。
この端末は格安スマホとしても使われている端末ですが、限界突破WiFiではモバイルルーターとして利用しています。
元々スマホとしても使える端末なので操作はしやすいですが、スマホのテザリングでインターネットに接続しているようなものなので、インターネットに接続することに特化したモバイルルータ-に比べると、実際の通信速度が遅くなりやすいです。
利用する環境にもよりますが「通信速度は10Mbps以下」「通信速度が遅い」という口コミが多いですね。
インターネットを快適に使うには10Mbps程度の通信速度が必要なので、通信速度は決して速くはないようです。
関連リンクネット回線速度の目安はどれくらいが普通?快適な速度をチェックしよう
また「バッテリーの時間が短い」「すぐにバッテリーが熱くなる」などの口コミが多い端末でもあるので、バッテリーの持ちもカタログスペックのような性能はあまり期待できません。
位置情報OFF、低電力モードで8時間放置しただけで20%以上のバッテリー消費。バッテリー容量はPriori2の倍になっているはず。余計なアプリケーションやタスクの動きがないかチェックしたものの状態変わらず。こんなモンなのか。Priori2で同じことをしても、へたったバッテリーで5%も減っていなかった。
限界突破WiFi自体のサービス内容は優れていますが、端末「jetfon P6」の評判はあまり良くないので注意が必要です。
限界突破WiFiと他社ポケットWiFiとの比較
次に限界突破WiFiと他社のポケットWiFiを比較します。
比較するのは限界突破WiFiと同じ「クラウドSIM」を使ったポケットWiFi「どんなときもWiFi」です。
限界突破WiFiは後発のポケットWiFiで、どんなときもWiFiとサービスがかなり似通っています。
限界突破WiFiとどんなときもWiFiを比較した表は以下のようになります。
限界突破WiFi | どんなときもWiFi | |
月間データ容量 | 完全無制限 | 完全無制限 |
初期費用 | 0円 | 3,000円 |
月額料金 | 3,500円 | 1~24ヶ月目:3,480円 25ヶ月目~:3,980円 |
端末 | jetfon P6 | U2s |
最大通信速度 | 150Mbps | 150Mbps |
回線 | LTE(au、ドコモ、ソフトバンク) | LTE(au、ドコモ、ソフトバンク) |
速度制限 | なし | なし |
契約期間 | 2年 | 2年 |
端末の利用方法 | 購入(無料) | レンタル |
どちらのポケットWiFiもクラウドSIMを利用していて大きな特徴は同じです。
- 完全無制限で使える
- クラウドSIMで3つのキャリアが利用できる
- 海外でも利用できる
- 契約期間2年
2つのサービスの大きな違いは「料金」と「利用端末」です。
月額料金はどんなときもWiFiのほうがわずかに安くなっていますが、限界突破WiFiは初期費用が無料なので総合的には料金は限界突破WiFiのほうが安くなります。
また端末は限界突破WiFiが「jetfon P6」、どんなときもWiFiが「D1(U2s)」です。
端末は元々スマホである「jetfon P6」よりも、モバイルルーターに特化した「U2s」のほうが通信速度が出やすいです。
2つのサービスに大きな違いはありませんが、限界突破WiFiは端末の評判が良くないので少し不安です。
料金は限界突破WiFiのほうが安いですが僅かな違いです。
人気があり利用実績のある端末「U2s」を使っているのどんなときもWiFiのほうが安心して利用できます。
限界突破WiFiまとめ
- 初期費用無料
- 月額3,500円で完全無制限
- 3つのキャリアが利用できる
- 海外でも利用できる
- 端末は微妙
限界突破WiFiは、初期費用無料で月額3,500円で無制限に使えるポケットWiFiです。
料金も安くシンプルでわかりやすいので、速度制限のない完全無制限のポケットWiFiを使いたい方におすすめです。
ただしスマホ型モバイルルーター「jetfon P6」の評判があまりよくないので、通信速度はあまり期待ができません。
ある程度の通信速度を求めるならモバイルルーターに特化した端末「U2s」を使ったポケットWiFiを選んだ方がいいでしょう。
クラウドSIMのポケットWiFiはほとんどが「U2s 」を使っているので、安心感もあります。
おすすめのクラウドWiFiについては、「クラウドWiFiを徹底比較!一番おすすめはこれ!【最新版】」で比較して紹介しています。
無制限のポケットWiFiを探している方はあわせてご覧ください。